日本語の方が一般的?イタリアで通じる日本語ワード12選
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海外でも通じる日本語の言葉は幾つかありますが、イタリアの場合はどうでしょう?ここでは、イタリアで通じる日本語について現地在住の筆者が生レポートしていきます。
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Sushi(寿司)
View this post on InstagramOrigami Salernoさん(@origami_salerno)がシェアした投稿- 2019年 3月月16日午前10時30分PDT
映画も「吹き替え版が当たり前」のイタリア。基本的には、海苔も味噌汁もイタリア語に訳すのが主流です。しかし、寿司だけはどこに行っても「Sushi」のまま。ちなみに刺身は「Sashimi」や「Saku」と呼ばれることもありますが、たいていのイタリア人は、これらも「Sushi」と呼びます。
余談ですが、何故かイタリアでは寿司も刺身にも上にちょこっと黒ゴマがかかっていることが多いです。カリフォルニアロールの影響かもしれません。
Wasabi(わさび)
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Wilson Qiuさん(@photoswilson)がシェアした投稿 - 2016年12月月8日午前8時53分PST
醤油(Salsa di soia:サルサ ディ ソイア)、ガリ(Zenzero:ゼンゼロ)といった風に伊語訳されることが多い寿司関連アイテムの中で、わさびだけは適当な訳が見当たらないためか、ほぼ全てのイタリア人が「Wasabi」と呼んでいます。
Cachi(柿)
View this post on InstagramFrancesca さん(@effe.gii)がシェアした投稿- 2019年 3月月16日午前6時07分PDT
柿はイタリアでは「Cachi」と綴られ、広く普及しています。柿が日本語だと知らない人いるかも?というくらい、イタリアの日常生活に馴染んでいる言葉のひとつ。ジェラートの秋の定番フレーバーでもあり、果物の柿も、スーパーで普通に売られています。
家ではほとんどの人がそのまま食べますが、ジャムやタルト、ムースなどにして食べる人もいます。
Dorayaki(どら焼き)
View this post on InstagramCarla Castaldoさん(@carlasmemy)がシェアした投稿- 2014年11月月23日午前12時34分PST
あんこという日本語を知らないイタリア人は大勢いますが、どら焼きを知らないイタリア人はごくわずか。というのも、イタリアでは毎日「DORAEMON(ドラえもん)」が放送されているからです。
「美味しい!」「毎日食べたい!」という、ドラえもんのようなイタリア人にはまだ出会ったことがありませんが、日本フェアなどでは「試しに食べてみたい!」という人が、どら焼き売り場の前に長い列を作ります。
Surimi(すり身)
View this post on Instagramarantxabrujillaさん(@arantxabrujilla)がシェアした投稿- 2018年 7月月9日午前6時20分PDT
Surimiとは日本のカニカマのこと。イタリアでは10本程度入ったパックがスーパーで2〜3ユーロで売られており、簡単に手に入れることができます。味も日本のカニカマと一緒。イタリア人はサラダに入れて食べる人が多いです。
なお、たいていの人がすり身=カニカマだと思っているため、蒲鉾やなるともすり身だというと大変驚きます。
Ramen(ラーメン)
View this post on InstagramEdoardoさん(@dodss29)がシェアした投稿- 2019年 3月月15日午前8時36分PDT
ラーメンもほぼ全てのイタリア人に通じます。脂っこい、熱すぎるといった理由でイタリア国内でのラーメン支持者はそこまで多くはないものの、認知度は抜群です。
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Sake(酒)
View this post on InstagramGiovanni Baldiniさん(@giovanni.baldini.firenzesake)がシェアした投稿- 2019年 2月月12日午後4時56分PST
日本の酒はイタリア人にも人気でファンも多いです。Sakeは日本酒だけでなく日本のビールなども含まれ、いずれも大型スーパーなどに行けば気軽に買うことができます。
Tofu(豆腐)
View this post on InstagramLauraさん(@lau.staykawaii)がシェアした投稿- 2012年10月月5日午前5時10分PDT
「Tofu」はイタリアの毎日の食卓に登場するアイテムではないものの、その存在を知っているイタリア人はほとんど。ベジタリアンの方は好んでよく食べます。
Shirataki(しらたき)
View this post on InstagramALIMENTAZIONE E NUTRIZIONEさん(@aly_nutrizione)がシェアした投稿- 2018年12月月2日午前6時43分PST
パスタの代わりのダイエット食としてレシピ本などでも取り上げられることもあるしらたき。こんにゃくよりも知名度は高く、イタリアの中都市以上であれば街のスーパーで買うことができます。こちらも、一般の人はほとんど食べませんが、ベジタリアンからの支持は厚いです。
Manga(マンガ)
View this post on InstagramTI RICORDI DI LORO?さん(@icartonidei2000)がシェアした投稿- 2017年 1月月20日午前10時13分PST
マンガ自体はイタリア語で「Fumetti(フメッティ)」といいます。しかし日本のマンガだけは「Manga」として、独立したジャンルを築いています。
Anime(アニメ)
紙媒体を「マンガ」、映像媒体を「アニメ」と言い分けるイタリア人もおり、こちらも「Cartone(カルトーネ)」というイタリア語はあるものの、日本語のアニメと言う語がそのまま通じます。
Neko Cafè(猫カフェ)
View this post on InstagramTitania Violet Amethyst ☾さん(@_violetamethyst_)がシェアした投稿- 2016年10月月23日午前6時53分PDT
実は愛猫家の多いイタリア。猫カフェも大都市にはいくつか存在します。猫カフェはイタリア語にすると「Caffè con i gatti(カッフェ コン イ ガッティ:猫のいるカフェ)」となりますが、まわりくどいためそのまま日本語の「Neko Cafè(ネコカフェ)」という言葉が使われています。
「Neko」という言葉自体も知っているイタリア人は多く、まねき猫は「日本に行ったら買いたいお土産」常にトップ3に入るほどの人気者。日本のポップカルチャーを中心に紹介する「Neko TV」というテレビ放送まで、イタリアには存在します。
まとめ
今回はイタリア特有のものを中心にご紹介しましたが、アメリカ・イギリスで通じる日本語の中で以下のものはイタリアでも日本語の方が一般的です。
- Mochi(餅)
- Edamame(枝豆)
- Udon(うどん)
滞在中は、是非イタリアの中にある日本文化についても、存分に味わってみて下さい。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,