新年の晴れ着は白い服!ブラジルの年越し事情

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@RioDiary

日本の年越しといえば「年越しそば」「除夜の鐘」「お正月」などのイメージですが、地球の裏側ブラジルでは、どのように年越しを迎えるのでしょうか?ここではブラジルの年越し事情に関するアレコレをご紹介します。

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大晦日の朝からパーティー

大晦日は日本では大掃除をしていたり、おせち料理の準備をしていたり何かと忙しいことが多いと思いますが、ブラジルでは、朝からあちらこちらでシュラスコ(ブラジル式バーベキュー)の美味しそうな匂いが漂ってきます。

日本で大晦日の夜には年越しそばを食べるように、ブラジルでもお祝いの料理をつまみながら年越しの瞬間を待っている場合が多いです。

除夜の鐘の代わりは花火!

大晦日の夜11時30分を過ぎたあたりから、シャンパンやぶどうなどを用意し始めます。年が明けた瞬間、シャンパンが開けられて乾杯をして、街のあちこちから一斉に花火が上がり始めます。

そのため人々は花火がよく見えるポイントに集まり、新年のカウントダウンをします。最後にぶどうを7粒食べて、新しい年の願いごとをします。ぶどうを7粒食べるのはブラジル流の縁起担ぎで、日本の節分で年の数だけ豆を食べる風習のようなものです。

お正月の晴れ着は白で決まり

白い服を着た女性

日本でお正月の正装と言うと着物ですが、ブラジルでは白い服を着て新年を迎えます。ブラジルでは白は「平和」と「幸せ」の色とされています。そのため、12月になるとショーウィンドウには、白い洋服がたくさん飾られています。

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鶏肉はNG!

鶏

日本でお正月に四本足の動物の肉を食べないのと同じように、ブラジルではお正月に鶏肉を使うことはありません。理由としては、鶏はまっすぐ前に歩くだけでなく時々後ろに戻ったりすることから、お正月に鶏肉を食べると「物事が後退する」と言われているようです。

年明け2日からは通常モード

日本では年明け3が日は休んで、仕事が始まるところが多いですが、ブラジルでは年末年始のお休みは大晦日と元日だけとなります。子供たちの学校は1月の後半から新学期が始まります。

ただし、ブラジルの本当の年越しは2月初めのカーニバルが過ぎた後と言われます。クリスマスからカルナバルの期間は ブラジルの全てが機能していないと言われるほどです。

子供たちの学校なども2月のカルナバルが終わるまでは、顔合わせ程度で1日のほとんどを遊んで過ごす場合が多いようです。

まとめ

いかがでしたか?日本の静かで厳かなお正月と比べて、ブラジルのお正月は随分と賑やです。この記事が企業の駐在員や留学などでブラジルに滞在している方々のお役に立てれば幸いです。

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