スペインの一般家庭でのクリスマス!押さえておきたい3つこと

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以前、スペインではクリスマスは家族と過ごすのが基本であることをお伝えしましたが、ここでは、実際に家族と過ごすにあたって、どのような食事メニューが出るのか、その他の注意点などについてご紹介します。

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1.家族と過ごすのが基本

以前、サンタクロースはいない?スペインのクリスマスの過ごし方でもご紹介した通り、スペインでは、独身・既婚者関係なく、クリスマスの日は自分の両親(及び親族)と一緒に食事をしお祝いをします。

既婚者の場合、年ごとに旦那さんの両親、嫁さんの両親の家を行き来します。今年は旦那さんの両親、翌年は嫁さんの両親というふうに平等に家を行き来します。たまに、クリスマスは旦那さんの両親と過ごし、新年は嫁さんの両親と過ごすということもあります。

基本的にクリスマスや新年は家族と過ごすというのが一般的な考え方で、その後、若い人たちは家族と過ごした後、友達と出かけます。若い人たちも、この習慣が小さいころから身についているので、どうしても彼女と過ごしたい場合、彼女を招待して自分の家族と過ごす形になります。

この場合、その日のうちに彼女の家にもいかなくてはいけないので、少し大変ですが、当本人たちは気にしてないでしょうね。

2.料理は各家庭より1品持ち寄りが基本

料理は基本的に手料理の1品持ち寄りが多いです。というのも、日本のように惣菜を販売しているところは少ないですし、お年を召した方は、あまり外食の味の強い惣菜を好みません。

やはり自身の自慢の一品を食べさせたい!という気持ちが多いので、非常にレベルが高く、新婚さんはレベルチェックの場にもなるようです。出てくる料理といえば、トルティージャ、茹でエビ・カニなどの海産物、肉の煮込みなど、一般的なスペイン料理がメインです。

ちなみに、日本食で人気だったのはフライ系(エビフライ・とんかつ・チキンカツ)で、サクサクとした食感が気に入られました。スペインのパン粉はきめ細かく、あらびきのパン粉はなかなか店舗では見かけません。

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3.集合・解散時間は自由

日本の場合、もし7時から食事をするとなると、少し早目に行って準備をし、帰りも大体2〜3時間ぐらいで終わるので、それから片付けして帰宅の途につくという流れですが、こちらスペインでは、大体食事の時間は9時は過ぎからという予想で何時に行くか決めます。

また、最終的な解散時間は夜中2時過ぎぐらいですが、こちらも明確な解散時間ではないので、各自が自己申告で帰宅の途につきます。日本と違って時間が決まっていないため、日本人の目から見たら、場所を提供した家族はさぞ大変だろうと考えてしまいます。

まとめ

いかがでしたか?スペインは広い国なので、それぞれの地方、家族によってクリスマスや新年を過ごし方はさまざまですが、ひとつ言えることは「家族と一緒に過ごす!」ということで、それを一番大切にしているのが印象的です。

これからスペインで、クリスマスや新年を迎える留学生は、このことを覚えておくと良いでしょう。

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コウノトリ
コウノトリ

38歳で仕事を辞め突然のスペイン留学。言葉も話せないままの行き当たり留学でしたが、現在3年目のスペイン生活突入。今は語学力は初心者ですが、結婚、出産、子育て奮闘中です。座右の銘は「何とかなる!」

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