留学したい大学生必見!留学をより充実させるために「オープン授業」を活用すべき5つの理由
7132
View
スポンサーリンク
私が通う早稲田大学には、「全学共通オープン科目」という授業があります。どの学部の学生でも自由に履修できる、グローバルエデュケーションセンター、ボランティアセンター、留学センターといった大学の機関が提供している授業です。私はあまり国際的ではない文系学部に所属していますが、2年生の頃から学部授業だけでなくこのオープン授業を履習しています。こういった授業は留学を考えている学生にとってメリットがたくさん!そこで今回はTHE RYUGAKU読者にお伝えしたい、私がオープン授業を履修する5つの理由をご紹介します。
スポンサーリンク
1.「グローバル」に特化した授業で国際感覚を得る
昨今の大学は「グローバル」に力を入れているところがほとんど。私の大学では、グローバル教育の研究の最先端が、学部の正規カリキュラムではなく、オープン授業に反映されていることが多くあります。最近では、各界のスペシャリストが登壇するもの、海外の大学生とネットを介してディスカッションやプレゼンをするものなども話題になっています。まずはこういった授業で、世界に出るとはどういうことなのか、自分に何か求められるのか、留学前に国際感覚を身につけましょう。
2. 日本にいながら、留学生と学ぶ経験を
先ほど述べたように、グローバルに特化した授業は英語で行われるものも多く、グローバルな視点や興味をもった留学生を惹きつける内容が多くあります。そのため、もしかしたらあなたの学部では経験できない、留学生と一緒に授業を受ける、というプチ留学のような経験が可能になります。また、海外の学生の考え方に触れたり、英語やその他の語学を実践的に勉強したりできるのも魅力です。つまり、海外の学生と学ぶ感覚を留学前に身につけたり、必要な語学力の目安がつかめたりできるのです!
3. 他学部の学生と学ぶことで、一味違った学びを
全学部オープンともなれば、もちろんさまざまな学部から、そしてさまざまな学年の学生と一緒に授業を受けることになります。同じ学部の学生とは違う視点、思考、知識をもった人たちとの学習はとても刺激的で、新鮮!この経験はきっと、あなたの視野と交友関係をぐんと広げます。
スポンサーリンク
4. 留学前に、海外の授業スタイルを体験
オープン授業の中でも、「グローバル」「英語」に力を入れた授業は、国際経験豊かな日本人や、英語での授業に慣れ親しんできた外国人の先生によって行われます。先生の経歴や専門分野などは事前に調べてみてほしいのですが、そういった先生が行なう授業は、留学先で経験するであろう授業スタイル(特に英語圏)と同じようなものである可能性が高いです。
例えば、ただ講義を聞いてリアクションペーパーを書いて…のような日本でよく見る授業ではなく、ディスカッションやプレゼンを通した授業内の貢献度を評価するスタイル、毎週たくさんのリーディング課題を出すスタイルなどなど。留学前に、日本の典型的な授業以外のスタイルに触れておくことは大きなメリットになります。
5. 自分の興味、専門分野を強化
オープン授業といっても、他学部の授業が一部オープンとして開放されているものもあります。また、これまで述べてきた「グローバル」に特化した授業だけでなく、ある分野に特化した特別授業もあります。
早稲田大学では、「地中海料理」「アジアの観光」「着物学」「プログラミング」など、他にも学部授業では見られないテーマがいろいろあります!私の場合、専攻の「文化人類学」を学部で履習し、これに加えて、オープン授業の「言語と異文化コミュニケーション」で異文化接触の実践的な学習をして、自分の専門を深めたり広げたりしています。もちろん、まったく触れたことのない分野に飛び込んで教養を広げるのも良いですね!
つまりは、学部授業とオープン授業の組み合わせは自由自在!海外に出たら、語学力だけでなく自分の専門分野が問われたり、広い教養が求められます。その点でも、オープン授業は留学を控えた学生にとってメリットがあるのです。
最後に
せっかく入学できた大学。そのメリットをすべて使わないともったいないですよね!?今回ご紹介した早稲田大学以外でも、国際色がちょっと薄めな学部でも、工夫次第で今よりもっとグローバルな、あなたの世界を広げるような、刺激的な授業を留学前に受けられるかもしれません。大切な留学の限られた時間。これを現地でより充実したものにするために、あなたの大学でも色んな授業を探して、日本にいるうちからできることを始めてみませんか?
スポンサーリンク
準備の人気記事
この記事に関するキーワード
この記事を書いた人
早稲田の文化構想学部。ベトナムのボランティア団体に所属。ベトナムの食文化や人々の温かさが大好きです。東南アジアの文化に興味がありますが、大学生のうちに英語圏での経験もつみたいのでオーストラリア留学を計画しています。