ニュージーランドの大学を卒業後に絶対取得すべき「Post-study work visa」とは?
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留学生が大学を卒業後真っ先に直面するのがビザの問題です。学生ビザが期限切れになってしまう。まだ就職先も決まってない。でも日本には戻りたくない!そんなとき、ニュージーランドでは「Post-study work visa」が役に立ちます。
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Post-study work visa とは?
ニュージーランド国内の大学を卒業した留学生が、卒業後に求職活動をするために滞在できるビザです。カテゴリは「open」と「employer assisted」の2つに分かれており、openの方は就職していなくても申請できます。その場合1年間の滞在が許可されます。これは心強いですね。
申請するにはいくつか条件がありますが、特に気にすべき点は下記の2つです。
1.卒業後3ヶ月以内に申請しなくてはならない
2.申請時点でNZ$4,200(およそ40万円)の口座残高がなければならない
卒業後に一時帰国してうっかり申請を忘れてしまった!とか、お金を使いすぎて残高が足らない!などないように気をつけてください。
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移民局に確認したQ&A
実際に移民局にいくつか質問をしてみました。
ビザがおりるまではどれくらい期間がかかる?
だいたい5週間程度かかります。ビザが発行されるまではTemporary Visaが発行されるので、もしビザの発行までに学生ビザがきれてしまったとしても、日本に帰る必要はありません。ただしTemporary Visaでは働くことができないので、バイトをしている場合は注意が必要です。
学生ビザが切れるまでの間に申請できなかった場合、どうすればニュージーランド国内に滞在できる?
学生ビザが切れる前に、Visitor visaを申請してください。発行には5週間程度かかりますが、それまでは同様にTemporary visaでニュージーランド国内に滞在できます。
何らかの理由で卒業後3ヶ月以内に卒業証明書が大学からもらえなかった場合は、もうPost-study work visaは申請できない?
やむを得ない理由で3ヶ月以内に申請ができなかった場合は、個別に対応できます。一度移民局に相談してください。
以上の回答をもらいました。
よほどのことがなければ、卒業後ニュージーランド国内にとどまったまま新しいビザに切り替えることができそうですね!
おわりに
Post-study work visaがあれば、ほぼ無条件に1年間滞在が延長できるので申請しない手はありません!卒業後にニュージーランド国内での就職を目指している方は必ず取得しましょう。
最後になりますが、ニュージーランドの移民法は頻繁に改正されますので、詳細は移民局のウェブサイトで最新の情報をチェックするか、移民局に直接お問い合わせください。
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この記事を書いた人
大学の文系学部を卒業後、日本のIT企業で5年半働いたのち退職。ニュージーランドのリンカーン大学を卒業し、現在はクライストチャーチでプログラマとして勤務中。次の目標は永住権の取得です。
http://texchg.com/