タイトルが全然違う?イタリアで定番の絵本3選+おまけ
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先日、イタリア人の友人と、子どもの頃好きだった絵本についての話をしました。すると、イタリアと日本でタイトルがまったく違うものが多くてびっくり。ここでは絵本に関するイタリア語についてご紹介します。
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1.イタリア人の必読書「Pinocchio(ピノキオ)」
View this post on InstagramIniziamo a preparaci per il week end? Qui a Collodi (PT) la fiaba prende vita! www.pinocchio.it
Parco di Pinocchioさん(@parcodipinocchio)がシェアした投稿 - 2017 7月 21 9:07午前 PDT
日本における「桃太郎」「浦島太郎」にあたるのがイタリアの「Pinocchio(ピノッキオ)」です。日本では「ピノキオ」と聞くとディズニーアニメのピノキオの顔を真っ先に思い浮かべる方が多いかと思いますが、イタリアでは現地の絵本作家さんが描いた、さまざまな姿形のピノキオが、本屋に行くと多く並んでいます。
CMキャラクターとしてピノキオが出てくることも多く、また、トスカーナ州には「Parco di Pinocchio」という遊園地があることなどからも、いかにイタリアでピノキオが愛されているかがわかると思います。
ピノキオのストーリを、ぼんやりとしか思い出せない方!イタリアへ来る前に是非あらすじをおさらいしておきましょう。
2.「小さな女性たち」こと「Piccole donne(若草物語)」
「Piccole donne」は「若草物語」のことです。英訳(Little Women)に基づくタイトルのため、イタリアでは日本とは全く違う呼ばれ方をされています。
長編大作のため、小学校に上がってから読む子が多いそうで、続編ももちろん出版されており、日本の「第三若草物語」にあたるものは、なんとイタリアでは「Piccoli uomini(小さな男性たち)」といいます。
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3.大人も大好きな「Il piccolo principe(星の王子さま)」
View this post on InstagramAnwar Zadiさん(@anwarzadi)がシェアした投稿 - 2017 10月 5 11:47午前 PDT
「Il piccolo principe(星の王子さま)は」2015年に劇場版アニメが公開されたこともあり、子どものみならず大人にも大人気の絵本です。書店では絵本コーナーではなく、大人向けの小説コーナーに置いてあることも多く、人生の愛読書としている人も少なくありません。
ちなみに「大切なものは、目に見えない」という名言はイタリア語では「L’essenziale è invisibile agli occhi」といい、このメッセージが書かれたグッズなどを見かけることもあります。
おまけ:絵本コーナーでよく見かける「Ninna Nanna(ニンナ・ナンナ)」とは?
View this post on InstagramSuvvia, comprali due libri ogni tanto! #vitadalettore #libriovunque
L'angolo dei Libriさん(@langolodeilibri)がシェアした投稿 - 2016 10月 22 4:29午前 PDT
特に未就学児向けの絵本コーナーに足を運ぶと、やたら目にするのが「Ninna Nanna」という呪文のような言葉。これはイタリアの赤ちゃん言葉で、日本の「ねんね、ねんね」にあたる言葉です。
寝る前に読み聞かせる絵本にたくさん書かれている言葉で、お月様の絵やヒツジ、フクロウなどの可愛いイラストが書き添えられているはずです。
赤ちゃん言葉がタイトルなこともあって、これまでご紹介してきた他の作品に比べ、簡単なイタリア語で書かれたもの、わかりやすいストーリーのものがほとんどですので、是非気軽に手に取ってみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?イタリアの絵本は、一時帰国の際の親戚へのプレゼントにもおすすめですし、自宅にインテリアとして飾ってもとっても可愛いです。もちろん読めばイタリア語の勉強にもなりますので、是非皆さま現地で手に取ってみて下さい。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,