バンコクから約150キロ!猿に占拠された街「ロッブリー」とは?

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バンコクから日帰りで行くことができるロッブリーは猿とひまわりで有名な街です。タイのひまわりシーズンは11〜1月でこの時期には期間限定で週末に観光列車が出たり、現地旅行代理店からも日帰りのオプションツアーが販売されます。日本では夏の風物詩ですが、タイでは涼しい気候の中でひまわりを見ることができるのです

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バンコクからロッブリーまでの行き方

ロッブリー駅

バンコクからロッブリーまでは約150キロほどです。自家用がある方は自分で運転、観光の方や行き方に自信がないかたは間違いなく日帰りツアーに参加するのがおすすめです。自力で行って見たいという方はロットゥーか電車移動がおすすめです。

ロッブリーには新市街と旧市街があり、ロットゥーは新市街にあるバスターミナルに、列車の場合は旧市街にあるロッブリー駅に到着します。ロッブリーの見どころである遺跡関係は旧市街に集結しており、駅周辺から徒歩で移動可能です。

ロットゥー移動の場合

ロットゥー乗り場

BTSモーチット駅からタクシーで5分程行った場所に北バスターミナルがあり、ここからロットゥーで2時間半〜3時間ほどです。途中、サラブリーという街のターミナルに立ち寄ったり、何度か途中で乗車(下車)する人がいるので時間がかかります。

バスターミナルから、遺跡関係などの見どころがあるロッブリー駅まで約2キロほどあり、徒歩の場合は30分くらいかかりますので、市内を走るソンテオ(乗り合いバス)を利用しましょう。

料金はバンコクからロッブリーまでのロットゥーが100バーツ、ロッブリーバスターミナルからロッブリー駅までのソンテオが8バーツほどです。

モーチット北ターミナルの詳細情報

モーチット北ターミナル

※1階が北部、中部、東部のチケット販売コーナーです。(3階は東北部方面の切符チケット売り場です)
※やはりエアコンが寒いので上着を持参しましょう。

電車移動の場合

タイの国鉄

MRTブルーラインのファランポーン駅から通路で国鉄駅まで直結されています(2番出口が近いです)。ファランポーン駅からロッブリー駅までは約2時間半程度です。料金は片道28バーツです。

ファランポーン駅の詳細情報

  • 住所:1 Rongmuang Road, Rongmuang, Pathumwan, Bangkok 10330
  • 時間:ロッブリー方面へは7:00〜22:00まで。1日に15本程度運行しています。
  • TEL:02-621-8701

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ロッブリーの見所

ロッブリー駅

ロッブリー駅の猿

駅のホームには黄金の猿の置物があります。また、可愛らしい駅の看板などもあり撮影スポットとしておすすめです。

ワット・プラ・シー・ラタナー・マハータート

ワット・プラ・シー・ラタナー・マハータート

ロッブリーで1番高い仏塔があるクメール様式のお寺です。ロッブリー駅前にあるので迷うことなくすぐにわかります。こちらの仏塔扉はタイ様式、窓枠がゴシック様式になっています。

サーン・プラ・カーン

サーン・プラ・カーン

ロッブリー駅の踏切を渡った先にあるお寺。お参りができますが、狛犬ならぬ狛猿がいます。門の両サイドではお供え用のお花とお線香を購入することができます。

プラ・プラーン・サーム・ヨート

プラ・プラーン・サーム・ヨート

クメール様式の3基の仏塔が並んでいるのが特徴で、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神、シヴァ神、ブラフマー神を表していたそうですが、後々仏教寺院に改められたそうです。こちらの寺はありえないくらいの猿がおり、エサをもとめ近づいて来ますが噛まれないようにご注意を!

猿に注意!

靴ひもをほどく猿

余談ですが、私はこの寺を拝観中、突然サルがリュックの上に飛び乗ってきて驚いって振り払おうとしたらサルに噛まれました。あいにくかすり傷程度ですみ、血もでなかったので病院には行きませんでしたが、動物にかまれた場合、タイはまず狂犬病を疑った方がいいです。

24時間以内にワクチンを打たないと 死亡する可能性もあるので、むやみに触ったりしないようにしましょう。もし噛まれてしまった場合はすぐに病院へ。

ロッブリーの街はバンコクに比べると田舎で、バンコクまでも距離があるためすぐに近くの病院へ行かないと手遅れになります。屋台のおばさんがワクチンらしきものを売っているけれど、それを購入するのももっと怖いですよね。気を付けましょう。

猿に噛まれた手

プラ・ナーラーイ・ラーチャニウェート宮殿(国立博物館)

プラ・ナーラーイ・ラーチャニウェート宮殿(国立博物館)

1665年から12年の月日をかけてタイ、クメール、ヨーロッパの折衷様式で建設された宮殿の跡地で、現在からラマ4世の遺品やアユタヤ王朝時代の仏像、クメールの美術品などが展示されています。

プラ・ナーラーイ・ラーチャニウェート宮殿(国立博物館)の館内

特にナーラーイ王の時代はフランスとの関係が深く当時の様子など貿易関連の品が展示されているホールもあります。料金は高いですが見る価値はあります。

ひまわり畑

ひまわり畑

ロッブリーとサラブリーの2県にまたがる国道沿いにたくさんのひまわり畑があります。ピークは11月〜1月上旬で、多くの人で毎年賑わいます。ひまわりは午後になると下を向いてしまうため、午前中に見学したほうがキレイな風景を見ることができます。

時間に余裕があれば1泊して早朝見に行くと、観光客で溢れる前に写真を撮ることができます。

筆者は車がなかったので、地元でオプション販売をしてきたおばさんに料金を交渉し、2名で600バーツ、2時間車チャーターをして観光地を抜粋して回ってもらいました。

ちなみに筆者は1泊していたので6時にホテルを出発し7時に畑に着きました。この時間は涼しくて過ごしやすかったです。他にも、市内から近い湖や、くじゃくがいっぱいいる寺に案内してもらいました。

ひまわり畑は場所にもよりますがだいたい入場料が10バーツです。私が行ったときはすでに終わりかけということもあり、入場料も取られず見せてくれました。

ホテル事情

街にはゲストハウスやホテルがあります。相場は300〜950バーツ程度で、1000バーツ行かないくらいだそうです。

まとめ

今回は少し遅めだったのでピークは過ぎてしまいましたが、皆様も11〜1月にタイへ来る際はぜひ足を運んでみてください。涼しい気候で見るひまわりも素敵です。ただし、サルには注意!

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この記事を書いた人

すだめ
すだめ

2015年4月にタイ・バンコクに仕事のため着任しました!まさかの事情によりタイで転職活動をすることになり最近やっとあたらしい職場をみつけ落ち着いたアラサー女子です。韓国、中国、フィリピンと留学し(中国とフィリピンにおいては短期)20代の最後をなぜか まったく自分の人生プランには描かれていなかった タイ バンコクでの海外生活をスタートすることになり奮闘中です。

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