やはり車は必須?アメリカの田舎に留学を検討している人が気をつけるべきこと
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たまに「アメリカの田舎に留学してもスクールバスがあるから車はいらない」という話を聞きますが、実際はどうなのでしょうか。今回はミシガン州の田舎に留学をした筆者が、車がなくて生活に苦労したお話をお伝えします。
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アメリカの田舎では車がないと不便
私はアメリカはミシガン州の中央に位置する「Mt. Pleasant(マウントプレザント)」に住んで一年が経ちました。留学前は、海外で車の運転はしなくてもいいかな、と思っていたのですが、実際留学してみると田舎に留学したゆえに車がないと本当に大変です。
現在在籍している大学は、大学一年生と交換留学生だと大学敷地内の学生寮もしくは学生アパートに住めますが、大学院生のアパートは数に限りがあるので、多くの大学院生が学外のアパートに住んでいます。
私も一年目は抽選に漏れ、学外のアパートから学校に通うことになったので、アパートの中でも大学に近いものを選んだのですが、学校に行くのにもスーパーへの買い物にも、一苦労しました。
車で10分のアパートまでバスで1時間?
結局、大学まで車で10分くらいのところにアパートを借りたのですが、歩いて通うのは困難なので、シャトルバスを利用しています。シャトルバスは各アパートが大学と提携しており、無料で走っています。
以下の写真がバスのルートですが、なんと1時間に2本しかありません。
また、夜は19時以降に20時と22時半の2便しかありません。そして、その2便は上記ルートのすべての客を経由するため、自分のアパートに何番目に着くのかはその日の乗客によって異なります。
車で10分のところにあるアパートに住んでいるはずが、20時に学校を出てアパートに着いたのは21時なんてことも。
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バスの到着時間が不安定
また、スーパーに行くには町のバス会社を使えば、市内であればどこでも片道2ドルで行けます。タクシー同様、電話してピックアップの場所と行き先を伝えれば、来てくれます。
安いのはうれしいのですが、一つ難点が。時間が読めないのです!早くて10分で来ることもあれば、遅いとなんと1時間待ち。
一方、タクシーを使うと大体片道6ドル。この出費の積み重ねをするくらいなら、安い中古の車を買うのも手かな。と考えてしまうくらいです。幸い、7月末より学内のアパートに引っ越せたので、図書館へ歩いて5分、スーパーへは歩いて10分で行けるようになりました。
しかし、少し遠いところへ行く場合は車を持っている友達に助けてもらわざるをえません。
アメリカ留学でアパートを選ぶときの注意点
よくアパートのホームページに載っている「class is a short 5-10 minute walk from your front door.」といった言葉に騙されてはいけません。実際は歩いて20分はかかることも。
私は留学前に、留学生は留学中に何かあったら大変だからそんなに運転しない、と聞いていたのですがそれは大間違い。サウジアラビア人、中国人、インド人、パキスタン人、など、どこの国からの留学生も少し環境に慣れてきたら免許を取り、車を運転しています。
まとめ
いかがでしたか?これから留学を考えている方は、自分の行く大学はどのような土地にあって、車が必要かどうかを事前に確認して予算を組み、留学することをお勧めします。
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この記事を書いた人
現在、アメリカの大学院留学中(乳幼児教育専攻)。大学時代、フロリダのGive Kids The World Villageや日本の児童養護施設、発達障害児の学習教室、家庭的保育所にてボランティアやアルバイトを経験。これらの経験から子育て支援に携わりたいと考え、8年間OLとして勤務後に大学院留学を開始。