イギリス生活の休暇を満喫!お得にレジャーを楽しむ6つのポイント
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サマータイムとなり、観光シーズンの夏が近づいて来ました。イギリスからは気軽にヨーロッパの隣国に足を運ぶこともできます。イギリスから休暇の旅行に役立つ情報をまとめました。
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イギリス国内を旅行
イギリス生活の休暇を楽しむための国内旅行に関する情報をご紹介します。
1.「Network Railcard」で割引ゲット
「Network Railcard」が提供するカードを利用すれば、指定区間の切符が1/3で購入できます。対象地区は、ロンドンから北が、Kings Lynn、南はBrighton辺りまでとなります。往復13ポンド以上の区間、平日は午前10時以降の電車などの規制がありますが、国内の遠征には、お得なカードです。
購入方法
カードは書類に記入するだけで、駅の窓口で購入できます。「16-25 Railcard(正規の学生対象)」や二人旅用など、様々なタイプあります。値段は約30ポンドで、購入日から1年間有効です。割引はHeathrow ExpressやGatwick Expressでも利用できます。
オンラインで購入の際、「add a railcard(Railcard追加)」を選べば、窓口を通さず購入できます。車内で車掌さんが来ると、切符と共にカードの提示を求められるので、旅行の際、カードの持参をお忘れなく。
整備作業の日程確認
週末や平日のラッシュアワー以外が、オフピーク(off peak)と呼ばれ、railcardが無くても料金が若干低くなります。ただし週末は、engineering work(整備作業)を頻繁に行っていて、時刻表の大幅な変更があるので、購入前にウェブサイトで作業日程の確認をお勧めします。途中でバス代行となると、移動に時間がかかってしまうときがあります。
2.「Trust」の年間会員で特典ゲット
自然が好きなら「English Heritage」や「National Trust」の「Annual membership(年間会員)」となれば、イベントや自然散策をお得に楽しめます。
年間の会費
年間会員費は約50ポンドです。両社とも、ストーンヘンジなどの歴史的な建物や土地を所有してるため、会員であれば入場料が無料になるなどの特典があります。
注意点
ロンドン以外の地域が、車以外のアクセスが難しい場所が多いのが難点です。行きたい場所が4箇所以上あり、アクセスに問題無ければ、年間会員も考慮の価値があります。
3.「Concession」の対象か確認
「Concession」はイギリス英語でディスカウント(チケット)を指します。入場料の料金表で単に「concession」と表示されている場合もあれば、「学生と60歳以上」などと明記されている場合もあります。
「concession」の対象者の規定がハッキリしていない場合もあるので、チケットを購入の際に、学生証の提示しながら「concession」で入れるか確認する価値はあります。観光名所の入場料のみでなく、例えばジムのメンバーシップでも対象であるか確認しましょう。
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ヨーロッパの隣国の隣国へ行くなら
4.ユーロスター早割でお得にフランスへ
飛行機ならロンドンからパリまで、わずか2時間半で行けます。早朝出発が気にならなければ、早割(最低約3ヶ月前の購入)で、かなりお得なエアチケット(往復60ポンド程度)が購入できます。ロンドン - バース間の正規料金が約95ポンドとすると、ユーロスターの早割は見逃せません。休暇シーズンはホテルが割高となりますが、宿泊が難しい場合、頑張れば日帰も可能な場所です。
ユーロスターはラストミニッツ(チケットが購入できる時間の直前に割引するサービス)が効かないので、早割購入をお勧めします。ニューヨークから来た知り合いは、クリスマス時期も重なり、片道チケットに230ポンドも払う羽目になりました。
近年、入出国が厳しく、鉄道も大きな駅では空港並みの警戒レベルとなり移動に時間を要することがあります。乗車には十二分に余裕を持って駅に到着することをお勧めします。フランスからの出国審査に時間がかかり、帰りのユーロスターに乗り遅れた知り合いもいます。
5.格安航空会社でドイツへ
利用者の大半が観光客だった格安航空会社もサービスが多様化し、今はビジネスマンも格安航空を出張に利用しています。代表的な「Easy Jet」「Ryanair」も早割でかなりチケットがお得に買えます。
到着空港に注意
Ryanairはメジャーな空港を使用していない場所があり、同じデュッセルドルフでもオランダ寄りの空港が行先になっています。市内へのアクセスが悪い空港なので、予約の際は行先の空港チェックが必要です。
ロンドン - デュッセルドルフなら1時間15分、ロンドン - ミュンヘンなら約2時間で行け、主要空港着であれば市内へのアクセスは電車で容易にできます。
ドイツといえばビール
夏場は、Alt-Stadt(旧市街)で長い日を満喫して外で楽しそうにビールを飲んでいるドイツ人の姿が見受けられます。地方により色や味の異なるビールを味わうのも、ドイツ観光の楽しみの1つと言えます。冬は11月末からクリスマスマーケットが見られます。ここでも、暖かい「Gluhwein(グリユーワイン)」という、やはりアルコール?が定番となっています。
出かける時期はいつがいい?
イギリスの学校の休暇中は、ピーク時同様に高めの料金設定となっています。以下がイギリスの公立学校の年間の休暇となります。私学は更に1週間追加となり、スコットランドでは夏休みが6月から始まったりするため、夏期のピーク時が広範囲となります。
6.格安チケット入手が厳しいかもしれない時期
- 2月中旬の1週間
- 3〜4月の2週間
- 5月末の1週間
- 7月〜9月初旬の5〜6週間
- 10月末の1週間
- 12月〜1月初旬の2週間
授業が無い平日を利用して、人混みを避けた国内旅行とするか、大陸に足を伸ばすことも可能です。学生ならではの特権を、大いに利用しましょう。
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この記事を書いた人
語学遊学を目的にドイツへ。ケルン大学入学、かろうじて卒業後、ドーバー海峡を越え、渡英、現在に至る。日本とドイツから見たイギリスについて、皆様に役立つ情報をお伝えできればと思います。