【イギリスで食べたい】イギリスの美味しい食材「野菜」16選
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イギリスの美味しいものを紹介する「イギリスで食べたい」シリーズ。今回はイギリスで食べられる「野菜」を紹介します。イギリスの野菜と言っても、天候や土地のせいで輸入に頼らざるをえないのが現状のようですが、イギリスのスーパーで気軽に買える野菜というテーマで紹介します。
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1.ジャガイモ
Royal Jersey、Charlotte、King Edward、Maris pieper、Desiree、更にたくさんの種類がマッシュ、ロースト、ボイル、サラダ、ベイクなどの用途別に並びます。手のひらより大きな芋をオーブンで外はパリッ、中はホクホクに焼き、十字に割りバター、チリコンカーン、サワークリームなどをトッピングしたジャケット・ポテトはイギリス人の大好物です。
2.ビートルート
見かけは赤紫の蕪です。真空パックの調理済みのものではなく、ぜひ新鮮な物を!茎の部分を切って皮ごとホイルで包み、180度のオーブンで30分焼くだけで美味しく召し上がれます。ほくほくの甘みに優しい大地の香り、綺麗なルビー色!塩、胡椒だけで幸せに。
皮を剥く際の汁に気を付けてください。何もかもしっかりルビー色に染めてしまいます。
3.パースニップ
白いニンジンのような格好、ただローストするだけでも独特の風味が際立って美味しいです。チップスにしてもおいしいです。芋と一緒にポタージュにしても。
4.アスパラガス
イギリスではPYO(pick your own)と言う野菜、果物狩りを提供している農場がありアスパラガスも自分で収穫ができる場所があります。ぜひ採りたてアスパラガスをさっと蒸して、ポーチドエッグをのせて召し上がってみてください。
5.ケール
青汁の原料などで知られイギリスではシチューに入れたりします。オーブンでぱりっと焼いたケールチップスはヘルシー志向の人に大人気です。バナナなどとスムージーにしても良いです。実は意外と和食の食材としても向いていて、さっと湯がいて鰹節やゴマ和え、からし和えに。
6.クレソン
付け合わせ程度じゃ勿体ないスーパーフードのクレソン。イギリスでは野生種のクレソンも手に入ります。薫製のトラウトや鱈、卵などと合わせてサラダにしても、ゴートチーズとキッシュに、グリーンピースと一緒に緑のスープ、魚や肉料理のソースにと、いろいろ楽しめます。
7.ラナービーンズ
さやえんどうが長く大きくなったような形をしたラナービーンズ。下ごしらえで筋を取り、スパゲティのように細く切ってニンニクと一緒にバターソテーにするなど、メインの付け合わせに使えます。炒め物、マヨネーズ和えにしても良いですね。
8.セロリアック
根セロリと呼ばれる不格好な姿ですが、中身は繊細でさっぱりした風味。マッシュやピューレにして魚に添えたり、細長く切ったものを生のまま塩揉みしてマヨネーズ、レモン、パセリで和えたり、クリームとポタージュにしたり、などなど。
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9.エルサレムアーティチョーク
日本では菊芋と呼ばれているようですが、小ぶりの生姜みたいな形の物が手に入ります。ポタージュに、ピューレに、または油で軽く揚げて塩のみをまぶしたチップスに、金平や味噌漬けも良いですね!
10.芽キャベツ
イギリスでは「brussels sprout」と呼ばれます。これが枝に実ったままスーパーに出回ると、「あーまたクリスマスの時期がやってきたなあ。」と実感します。さっと湯がいてベーコンや栗などと炒めた、クリスマス時期の「festive food(祝いの料理)」として、使用されます。
普段はただローストしたり、それをチーズフォンデュにしても美味しいです。
11.Swede
ごつごつした根菜です。西洋カブと紹介されているようです。ミルクで煮たり、芋、ニンジンと合わせてマッシュしたり、パルメザンチーズをかけてロースト、またはシチューの具にも。
イギリス料理のコテージパイにはマッシュドポテトがトッピングに使われますが、このマッシュにswedeを合わせても美味しいです。
12.Butternut squash
寸胴のひょうたんみたいなウリ科の野菜です。南ア産のものがイギリスではよく見られますが、イギリス産のもあります。ニンジンと合わせてカレー粉を加えたスパイシーなポタージュや、バルサミコとロースト、茹でてフェタチーズと合わせたサラダにも。
13.きのこ
日本ほど種類はありませんが、「Portobello Mushrooms」 、「Chestnut mushrooms(Brown cap mushrooms)」、「Closed cup mushrooms」、「Large flat mushrooms」、ヒラタケのような「Oystar mushrooms」などの種類があります。時期には天然物のマッシュルームなども見られます。新鮮で安く、たっぷり使えます。
白いものは薄く切ってパルメザン、ルッコラ、オリーブ油でカルパッチョにしても良いです。ソテーしたきのこをトーストにのせた「mushrooms on toast」もイギリスの朝食で良くみられます。
大きくてフラットな物はパン粉やソフトチーズ、ハーブを詰めて「Stuffed mushrooms(きのこの詰め物)」にしてワインのお供に、そのままグリルして焼きトマトと朝ごはんに。
14.リーキ
日本だとポロネギと言われています。ジャガイモとリーキのポタージュや、キッシュ、イギリス人の大好きな「Cauliflower cheese(カリフラワーのチーズソース焼き)」に加えても良いです。ウェールズの守護聖人 St. Davidと深く関わりがあると言われ、3月1日のSt. Davids Dayには、ウェールズの国章でもあるリーキを使った食事を楽しんだりするようです。
15.アーティチョーク
フランスなどヨーロッパの他の国によっては更によく見られるようですが、イギリスでも手に入ります。フランス人の友人からは「ホイルに包んでオーブンに30分くらい放り込んだらそのままテーブルへ、ガクをむしりつつ可食部を歯でこそげとりながら、最後にハート部分をたべるのが楽で美味しいです。ニンニクマヨネーズを忘れないでね!」と教わりました。缶詰もありますから、マヨネーズ、チーズと合わせて刻んだアーティチョークをオーブンに放り込み、バゲットなどにのせても。
16.ハーブ類
イギリスではフレッシュハーブが安くたっぷり売られています。ローズマリー、セージ、タイム、ミント、コリアンダー、パセリ、チャイブ、オレガノ、ギリシャバジル、イタリアンバジル、ディル、その他色々ですが、たっぷり料理に使えます。セージバターで味付けしたニョッキや、イタリアンパセリ、ミント、トマト、オリーブ油、レモン、玉ねぎなどを混ぜたレバノン風タブレサラダなど、ハーブをメインにしたお料理も多いですから楽しんでみてくださいね。
まとめ
今回もお楽しみいただけましたでしょうか?お読みいただけて嬉しいです、ありがとうございました。皆様の留学生活を心から応援しています!
Have a lovely day!
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この記事を書いた人
イギリスのロンドンはウィンブルドンに住んで9年目です。元ハリーポッターに出演していた夫(南アとオランダのダブル国籍です)と二人暮らしです。私がいっぱい涙が出るくらい恥ずかしい思いをしつつ経験してきた生活の知恵、英語の言い回し、イギリスの穴場やこぼれ話をお届けできたら嬉しいです。またBAFTAの試写会でのセレブリティーの写真もご紹介できたらと思います。