紅白のお守りを交換?ブルガリアで春を祝う伝統的な習慣3選

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Ivailo Djilianov

ブルガリアは日本と同じように四季がある国ですが、中でも春は特に大切で、3月に春の訪れを祝う習慣があります。今回はその伝統についてご紹介します。

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春の挨拶「チェスティタ・ババ・マルタ」

ブルガリアでは3月1日に「チェスティタ・ババ・マルタ」という挨拶を交わします。直訳すると「3月おばあちゃん、おめでとう」という意味です。3月のブルガリアの気候はとても変わりやすく、寒い雨の日が何日か続いたかと思ったら、急にお天気でとても暖かい日になったりします。この変わりやすいお天気を、マルタおばあちゃんの気分に例えているそうです。

紅白のお守りの交換「マルテニツァ」

前述の挨拶と一緒に、家族や恋人、友人同士で、お互いの健康と幸運を祈って「マルテニツァ」と呼ばれる赤と白のお守りのような物を贈り合うのが習わしです。2月末になると、店頭に色々な種類のマルテニツァが並び始めます。「ピジョ」(白い男の子)と「ペンダ」(赤い女の子)という小さな人形のついた飾りや、ミサンガのように手首につけるタイプが人気です。

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春の訪れを表すサイン

3月中にコウノトリが飛んでいるのを見たり、木々に花が咲いているのを見つけたら、春が来たサイン。持っているマルテニツァを手放す時です。月末になると、公園の木々が花と結びつけられたマルテニツァでいっぱいになって、とても華やかです。

まとめ

今回はブルガリアの春を祝う伝統をご紹介しました。近隣の国でも似たような習慣がありますが、男女ともにマルテニツァを身に着けるのはブルガリアだけのようです。マルテニツァは20円〜200円くらいで買えるので、この時期にブルガリアに来られる方にはお土産としてもおすすめです。

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この記事を書いた人

あや
あや

日本の大学を卒業後、渡英。オックスフォード・ブルックス大学でHospitality&Tourismを学ぶ。来た時はほとんど英語が喋れませんでしたが、最近無事に卒業しました!趣味は旅行とダイビング。

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