メルボルンでパスポートの新規・切替発給が必要になった時の方法
20829
View
スポンサーリンク
大学進学など長期留学している人は、パスポートを新規または切替発給の可能性があるかもしれません。最近パスポートを切り替えた自身の経験を元に、メルボルンでパスポートを発給してもらう手順を説明します。
スポンサーリンク
日本人が海外に滞在するためには有効期間内のパスポートは必要不可欠です。大学留学など長期滞在者は、5年もしくは10年の有効期限が滞在中に切れてしまうケースもあります。今回は、最近パスポートを切り替えた自身の経験を元に、メルボルンでパスポートを発給してもらう手順を説明します。
パスポートの発給が必要な状況
主に下記の状況でパスポートの発給が必要になります。
新規発給
- 現在のパスポートの有効期限が切れた
切替発給
- 有効期限が1年未満になった
- IC旅行券に切り替えたい
- 査証欄に余白がなくなった
- 本籍地都道府県名に変更になった
在メルボルン日本国総領事館から書類一式をもらう
切手付きの返信用A4封筒、パスポートのコピーなど領事館指定の書類を同封して申請用紙一式を請求すると郵送してもらえます。
CBDに行く用事がある人はついでに領事館でもらってくるのがオススメです。サザンクロス駅で降りてBourke Streetを歩きながら570のビルを探してください。25階へ行くのですが、新しいエレベーター設備なので乗る前にパネルで行きたい階の番号を押し、指示されたアルファベットのエレベーターに乗ります。25階は正面玄関から入って奥の方のパネルです。
25階に着けば日本語が見えるのですぐ分かります。申請書類は領事館の中に置いてあるので勝手にもらって来てOKです。
スポンサーリンク
書類を揃える
1.一般旅券申請書
日本での申請と同じくパスポートの有効年数は20歳以上で10年または5年、20歳未満は5年のみです。希望の年数用の書類に記入していきます。記入例があるので問題なく記入できます。
2.写真
6ヶ月以内に撮影したものです。街中に薬局や写真とは関係ないショップで「パスポートや運免許用の写真撮れます」といったポスターを見かけます。これらは "オーストラリアのパスポート写真" を撮るお店です。日本のパスポートサイズとオーストラリアのサイズは異なるため、専門知識のあるお店にしましょう。
オススメは、Ted's Cameras: Helping You Capture Life(http://www.teds.com.au/photolounge/passport-photos)です。
CBD店の詳細
住所:235 Elizabeth Street, Melbourne, VIC
電話:(03) 9602 3733
メール:melbourne@teds.com.au
営業時間:月~木 9時~6時 / 金 9時~8時 /土 9時~5時 / 日 11時~5時
店員の話では、世界各国行政の証明写真サイズのデータがコンピューターに入っているそうです。「日本のパスポートサイズの写真が必要です」といえば、写真を撮って2、3分もすれば出来上がってきます。CBD以外にもあちこちに支店があるので、お近くのショップを探してみて下さい。
3.現在有効な旅券(パスポート)
紛失ではない限りお手持ちだと思うので、忘れずに用意しましょう。
4.有効な豪州査証
学生ビザ、ワーホリビザなど取得済みのビサです。
5.戸籍謄(抄)本
戸籍記載事項に変更がない場合は省略できます。ただし留学直前に氏名が変わったけどパスポートはそのまま、本籍地都道府県名が変わった、など変更がある場合は、日本から取り寄せる必要があります。
大都市の戸籍課は海外郵送に対応しています。田舎だと対応していない所もあります。未対応の場合は、親または兄弟(親以外は委任状が必要です)に戸籍謄本を取得して送付してもらう方法が一番スムーズです。
委任状が必要な場合は、①各市町村のWEBサイトから書式をダウンロードし、②プリントして記入し日本へ送り(郵送に約10日間かかる)、③戸籍謄本をもらって送ってもらう(約10日間かかります)、と非常に手間と長い時間がかかります。戸籍記載事項に変更があったら、出国前にパスポートを切り替えておきましょう!
6.代理人の身分証明証(代理人申請の場合)
代理人(申請者の配偶者、若しくは2親等内の親族)を使うと委任状など余計な書類が増えるので、自分で申請しましょう!パスポートの受け取りは本人以外できないので、代理人を使うメリットが分かりません。
領事館で申請・交付を受ける
書類が揃ったら領事館へ出向き申請します。書類チェック後、パスポート引換券を受け取り、交付指定日(約1週間後)に再び領事館へ行き、新しいパスポートを受け取ります。
受取時に手数料を「現金」で支払います。2014年4月1日~2015年3月31日申請分の手数料は「10年用・168ドル」「5年用・116ドル」でした。毎年変更があり得るので、確認を忘れずに。
新パスポートが届いて終わり・・・ではない
新しいパスポートを受け取ったら豪州移民市民権省に、新パスポートの番号を報告する必要があります。WEBサイトからも可能です。頑張ってフォームを記入しましょう。
Department of Immigration and Citizenship(豪州移民市民権省)
住所: 2 Lonsdale Street, Melbourne VIC 3000
URL:http://www.immi.gov.au/FAQs/Pages/how-can-i-update-my-address-or-passport-details.aspx
※パスポートを紛失、盗難にあった場合も再発行の手続きが必要です。上記書類の他に紛失(盗難)事情説明書や警察発行の紛失・盗難証明書(消失の際は消防署発行))又は 届書など書類が増えます。紛失や盗難には本当に注意してください!
情報は常に変化します。必ず「在メルボルン日本国総領事館」のWEBサイト、領事情報のページをチェックしてくださいね。
在メルボルン日本国総領事館
住所: Level 25, 570 Bourke Street, Melbourne VIC 3000 Australia
電話:61-3-9679-4510 / Fax:61-3-9600-1541
メール:meljapan@mb.mofa.go.jp
時間:9時~12時30分、2時~4時
URL:http://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/index_j.html
スポンサーリンク
メルボルンの人気記事
パスポートの人気記事
この記事に関するキーワード
この記事を書いた人
メルボルン滞在2年目。語学学校を終了後、ローカルの小さなコミュニティーセンターでボランティア活動に携わっています。趣味は、映画鑑賞とカフェ巡り。