自転車大国オランダで最低限知っておきたい道路標識とルール
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オランダは自転車大国として有名で、自転車保有率も世界一です。日本と同様にオランダも1960年〜1970年代あたりに都市化が進展し、その流れで自動車交通が進行したと言われています。また、平坦な地形をもつオランダは、自転車を利用しやすい環境であることや、従来から一部の都市では、都市中心部への自動車の乗り入れが禁止されるなど、自転車優先の交通体系が構築されてきたことが、自転車利用の普及につながっているようです。今回はそんなオランダで自転車に乗る前に最低限知っておきたい、サイクリストのための道路標識をご紹介します。
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自転車が通って良い標識
まず、ここに挙がっているのは、原則として「自転車が通って良い標識」となります。
基本的にヨーロッパ各国では、自動車用、自転車用のいずれにせよ青色の標識か赤色の標識がポピュラーです。標識が示すことは、とてもシンプルで、赤色&丸の形をした標識は「NO」という意味で、青色&丸の形をした標識は「OK」という意味です。基本的には日本で見る標識と非常に近いものがありますね。
自転車が通ってはいけない標識
次の標識ですが、これらがある場合は、いずれにせよ自転車の進入禁止です。通行止の標識が若干日本のものと異なるので特に注意したいですね。「うっかり!」ということがないように覚えておきましょう。
注意・優先を表す標識
そして、最後に「Priority」、つまり優先ですが、基本的に三角形をした標識は警告を意味しています。これまで紹介したもので、丸の形をした標識には、自転車の絵が書いてあるため、サイクリストに向けたものだと分かりますが、この場合は知っておかないと、サイクリスト向けとは思わず、標識を無視してしまいそうです。
楽しいサイクリング中に、警察官に声をかけらないためにも覚えておくとよいですよ!
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動画で見る実際の標識の立てられかた
実際にどんな場所に標識が立てられているのか気になった方は、こちらの動画が参考になるのでぜひチェックしてみてください。
頭の中だけで考えていると混乱してきますが、オランダにはどこにでもサイクリストがいますので、分からなくなったときは周りにいる人のまねをしたり、様子をうかがいましょう。
おまけ:オランダ人の自転車の運転
こちらの映像を見ると思わず失笑してしまいますが、オランダ人は自転車の運転がとにかく上手いです。こんなに混雑していてもぶつからないのです。
また、標識の有無問わず、自転車に乗っているとブレーキをかけて止まる場面があるかと思いますが、オランダの自転車は大きいので要注意です。世界一高身長の国とも言われるオランダの自転車は、サドルを一番下に下げても足がつかないなんてことがあります。
オランダ人の友人には、「あなたの身長(160cm)には小学生用の自転車が合ってるわ!」と言われました…
まとめ
いかがでしたか?いずれはオランダのように、日本にも自転車専用道路や標識が普及されていくのでしょうか?ルールを守って安全に、オランダでのサイクリングも楽しんでくださいね。
参考サイト
BICYCLE DUTCH
URL:https://bicycledutch.wordpress.com/
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この記事を書いた人
大学では社会福祉を学び、福祉職として勤務後、オランダへ移住。日本とヨーロッパの地域性や文化の違いを福祉の観点からも注目していきたいです。観光地としてだけでなく、住む場所としてもオランダには魅了されています。