英語の料理レシピで使われる分量の計り方<イギリス編>

45289

View

スポンサーリンク

Melissa Wiese

気になってるあの英語のレシピ!でも出てくる用語がよくわからなかったり、日本の大さじ小さじとは違って混乱したりしませんか?実際にイギリスやアメリカの料理本のレシピに出てくる「1 CUP」や「1 TSP」など、実際にどのくらいなのかしら?と悩んでしまいますよね。イギリスとアメリカでも1カップのサイズは違いますから、同じ英語のレシピでも「これはどちらの1カップ?」と混乱してしまいます。そこで今回はイギリスの料理レシピ解読に役立つ料理のメジャリング(計量)をレシピ例を挙げてご紹介します!

スポンサーリンク

ebook「英語フレーズ100選」を無料配布中!【期間限定】

留学生活、海外生活で実際に使う、英語フレーズ集を期間限定で無料配布しています。
ご希望の方はebookダウンロードページから申請ください。

イギリスの料理レシピのメジャリング(計量)

主に料理の計量に使われるのは「1CUP」、日本の大匙に近い感覚の「TBSP(テーブルスプーン)」、小匙のような「TSP(ティースプーン)」です。

料理レシピでの計量スプーンです
Wikimedia Commons

計量の比較

それでは実際にどのくらいの量なの?以下イギリスのメジャリングを詳しくまとめてみました。

Liquids(液体、牛乳や各種エッセンスなど)

  • 1 tsp = 6ml
  • 1 tbsp = 15ml
  • 1/8 cup = 30ml
  • 1/4 cup = 60ml
  • 1/2 cup = 120ml
  • 1 cup = 240ml

Dried ingredients(乾燥した粉類、小麦粉や砂糖、ハーブ、ベーキングパウダーなど)

  • 1 tsp = 5g
  • 1 tbsp = 15g
  • 1oz = 28g
  • 1 cup flour = 150g
  • 1 cup caster sugar = 225g
  • 1 cup icing sugar = 115g
  • 1 cup brown sugar = 175g
  • 1 cup sultanas = 200g

Butter(バター、マーガリン)

  • 1/8 cup = 30g
  • 1/4 cup = 55g
  • 1/3 cup = 75g
  • 1/2 cup = 115g
  • 2/3 cup = 150g
  • 3/4 cup = 170g
  • 1 cup = 225g

Oven temperatures(オーブンの温度)

  • 275°F = 140°C or Gas Mark 1
  • 300°F = 150°C or Gas Mark 2
  • 325°F = 165°C or Gas Mark 3
  • 350°F = 180°C or Gas Mark 4
  • 375°F = 190°C or Gas Mark 5
  • 400°F = 200°C or Gas Mark 6
  • 425°F = 220°C or Gas Mark 7
  • 450°F = 230°C or Gas Mark 8

スポンサーリンク

実際の材料の表記例

イギリス伝統的な料理「コテージ・パイ」の材料を見ながら練習してみましょう。イギリスのレシピはこういう形で紹介されることが多いです。(とても長くなってしまいますのでレシピのメソッドは省略しております)

Ingredients(材料)

For the mince(ひき肉のフィリング)

  • 50ml/2fl oz olive oil(オリーブオイル:50ml)
  • 650g/1lb 7oz minced beef(牛ひき肉:650g)
  • 3-4 banana shallots or 7-8 small round shallots, finely chopped(バナナシャロット:3〜4個、もしくは小さな丸いシャロット:7〜8個、細かく刻んでおく)
  • 4 sprigs fresh thyme, leaves only(フレッシュタイム:4茎分、葉の部分のみ)
  • 2 tbsp tomato purée(トマトピューレ:テーブルスプーン2杯)
  • 1 tbsp plain flour(薄力粉:テーブルスプーン1杯)
  • 150ml/5fl oz red wine(赤ワイン:150ml)
  • 400ml/14fl oz beef stock(ビーフストック:400ml)
  • salt and freshly ground black pepper(塩とひき立ての黒胡椒)
  • Worcestershire sauce, to taste(ウスターソース:味を見ながら)

For the mash(マッシュドポテト)

  • 900g/2lb King Edward potatoes, peeled and chopped(エドワードポテト:900g、皮をむき適度なサイズに切っておく)
  • 115g/4oz butter(バター:115g)
  • 125ml/4½fl oz double cream(ダブルクリーム:125ml)
  • salt and freshly ground black pepper(塩とひき立ての黒胡椒)

To serve(仕上げに)

  • 150g/5½oz frozen peas(冷凍グリーンピース:150g)
  • 50g/1¾oz butter(バター:50g)

まとめ

いかがでしたでしょうか、お役に立てましたでしょうか?英語のレシピに挑戦される場合はイギリス式なのかアメリカ式なのか、計量のサイズにはぜひお気をつけくださいね!

皆様の留学を心から応援しています。
Have a lovely summer day!

ebook「英語フレーズ100選」を無料配布中!【期間限定】

留学生活、海外生活で実際に使う、英語フレーズ集を期間限定で無料配布しています。
ご希望の方はebookダウンロードページから申請ください。

スポンサーリンク

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人

モモグラモ
モモグラモ

イギリスのロンドンはウィンブルドンに住んで9年目です。元ハリーポッターに出演していた夫(南アとオランダのダブル国籍です)と二人暮らしです。私がいっぱい涙が出るくらい恥ずかしい思いをしつつ経験してきた生活の知恵、英語の言い回し、イギリスの穴場やこぼれ話をお届けできたら嬉しいです。またBAFTAの試写会でのセレブリティーの写真もご紹介できたらと思います。

留学希望者におすすめ各国の留学情報を徹底解説!