フィリピン留学の実態とは?ーーTHE RYUGAKU座談会Vol.4

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THE RYUGAKU編集部による第4回留学座談会。今回はフィリピン留学を経験した2人の学生に来ていただき、彼女たちの留学体験やそれまでの経緯について話しました。こちらの記事では、その座談会の様子をお伝えしていきます。

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  1. 合田さん

    合田美緒(ごうだ みお)青山学院大学
    7週間フィリピンのクラーク、3か月バンクーバーの語学学校で英語を勉強し、その後バンクーバーでワーキングホリデーとして働く。

Bona Fide AELCのロゴです
名称Bona Fide AELC
国・都市フィリピン / クラーク
学校形態語学学校
住所Porac, Pampanga, フィリピン
公式サイトhttp://www.bonafidephil.com/
口コミサイトhttps://ablogg.jp/school/14830/
VGC インターナショナル・カレッジのロゴです
名称VGC International College(VGC インターナショナル・カレッジ)
国・都市カナダ / ブリティッシュコロンビア州 / バンクーバー
学校形態語学学校
住所411 W Hastings St, Vancouver, BC V6B 1L4 カナダ
電話番号+1 604-688-9057
公式サイトhttps://vgc.ca/
口コミサイトhttps://ablogg.jp/school/14703/
  1. 滝野美輝(たきの みき)青山学院大学
    2か月フィリピンの語学学校に行ったのち、1か月オーストラリアの語学学校に行ってから、現地のレストランでワーキングホリデーとして働く。

    滝野さん
ベイサイド・イングリッシュ・セブ・RPCキャンパスのロゴです
名称Bayside English Cebu RPC campus(ベイサイド・イングリッシュ・セブ・RPCキャンパス)
国・都市フィリピン / セブ
学校形態語学学校
住所JY Crown Palace, Edison St.Apas, Cebu City 6000, Philippines
電話番号+63-32-495-2326
公式サイトhttp://bayside-english.com/
口コミサイトhttps://ablogg.jp/school/12074/
  1. よしと

    小久保嘉人(こくぼ よしと)横浜市立大学
    アブログインターン生
    今回はインタビュアーを務めます

海外に行ったきっかけは?

「海外に行ったきっかけは?」に答える留学経験者

よしと:本日はよろしくお願いします。それではまず、お二人が留学を決めたきっかけを聞かせてください。

合田:私は7週間フィリピンのクラーク、3か月バンクーバーの語学学校で英語を学び、その後いろんな国に行ったのですが、時間をとって世界を見れるのは大学生の時しかないと思ったからです。

滝野:私は旅行でパリに行ったときに、国際標準語である英語を話したいなって思いました。あとはもともと海外に興味があったからです。

留学に必要なモノは覚悟

「必要なものは覚悟」と話す合田さん

よしと:留学に行く前にどんな準備をしましたか?

滝野:私は留学に行くと決めてから渡航までが1か月ほどで時間がなかったのですが、留学エージェントが提供してくれた無料の英会話スクールに通っていました。留学に行くまで毎日3~4時間のレッスンを受けに通っていました。先生がアイリッシュ(アイルランド人)で、そこで英語力を伸ばすことが出来ました。

よしと:フィリピンに持って行くべき物とかありましたか?

合田・滝野:ない(笑)

合田:虫が大量に発生するので、虫よけスプレーとかいるかもしれませんが、現地で買えますね。

滝野:そうですね、覚悟は必要です。

合田:スコールが多い時はwi-fiが全然繋がらないのも困りました。雨季(6月〜10月)は気を付けた方がいいかもしれないです。関係ないですけど、フィリピンの人はほとんどfacebookをやっていますよ(笑)

よしと:それは重要な情報ですね。

フィリピンの語学学校について

よしと:お二人はフィリピンの語学学校に留学されていますが、それぞれ学校の特徴を聞かせて下さい。

滝野:私はセブ州にあるマックタン島のベイサイドという学校に留学したのですが、日本人が多かったです。セブ自体には韓国人などのアジア人が多く、たまにロシア人がいました。

合田:私は生徒も先生も20人くらいのすごく小さな学校で、ほぼマンツーマンで授業を受けていました。夏になると100人ほどに増えるらしいんですが。滝野さんの学校と違って、日本人は3人ほどで残りは全て韓国人でした。

よしと:ヨーロッパの方はいなかったですか?

合田:ヨーロッパからだと交通費が高くなってしまうため、あまり来ないそうです。

学校選びは慎重に

学校選びについて話す留学経験者の滝野さん

よしと:フィリピンの語学学校はマンツーマン指導で厳しいという話をよく聞きますが、どうでしたか?

合田:グループとマンツーマンが半分半分の割合でありました。グループといっても3人ほどの少人数で行っていたので、発言回数は多かったです。

滝野:私はグループでの授業は週に一回という形でしたね。

よしと:学校によって様々ですね。

滝野:そうですね。学校はしっかり選んだ方がいいと思います。国際色が豊かなところであったり、先生がフレンドリーであったり、スパルタなところもあります。

合田:私が留学した学校は賑やかで先生との距離も近かったので、自分にとても合っていました。

滝野:発言する機会が多いので自分が話すことに関しては積極的になれました。リスニングに関してはオーストラリアに行ったときに全く聞き取ることが出来ませんでした。その時、フィリピンの先生は聞き取りやすく話してくれていたのだと気づきました。

合田:英語話すハードルは下がりますね。私は韓国人とよく飲みにいったりして、そっちで英語を覚えることが多かったですけど(笑)

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フィリピンとオーストラリアの語学学校の違い

フィリピンとオーストラリアの語学学校の違いについて話す留学経験者

よしと:滝野さんはその後1か月オーストラリアの語学学校に留学されたとの話だったのですが、フィリピンの語学学校とは違いましたか?

滝野:全然違いました。オーストラリアではグループワークが多かったので。発言する回数はフィリピンの方が多いため、留学をスタートするにはフィリピンでよかったです。もちろん、学校によって変わるとは思いますが。でも結局語学は机に向かって勉強するやり方だけでは伸びないことを実感しました。

合田:そうですね。外に遊びに行く方が学ぶことが多かったと思います。

よしと:学校以外の外部との交流はありましたか?

合田:あんまりなかったです。フィリピンの現地の人となると学校の先生ぐらいですかね。先生と毎晩飲みにいってました(笑)

滝野:学校の外部の人となると英語が話せる人があまりいなかった印象があります。そこらへんのタクシーのおじさんとかがペラペラ英語を話せるわけではなかったです。

合田:外部の人と話したかったら、行きつけのバーをつくったり、休日にフィリピンの別の場所に遊びに行くのがいいと思います。私も一回休みを作って旅行に行きました。

海外に行くとたくましくなる

よしと:生活面についてはどうでしたか?

滝野:フィリピンでの生活は過酷でしたね。お風呂場にアリが大量発生するとか(笑)

合田:私は過酷な状況には抵抗がなかったです。シャワーが水だけでも問題なかったです(笑)

滝野:とにかくどんな環境にも対応できるくらい強くなると思います。日本に帰ってきてからも以前なら抵抗あったことが、すんなり出来てしまうのでたくましくなったなって実感します。

合田:ホームレスとかに話しかけて、英語学習してました。

よしと:身の危険を感じたことないんですか?

合田:一回あったけど、全力で逃げました(笑)
盗難とかには気を付けた方がいいです。リュックはチャックがあるもので必ず前で背負って、ポケットには荷物をいれない。

現地の言葉は少し覚えていくべき

「現地の言葉は少し覚えていくべき」とアドバイスする二人

よしと:フィリピンでの交通手段はどうしていましたか?

滝野:ジプニーとかトライシカルです。ジプニーは車体の横に表示されている行き先を見つけ、自分が行く方向だったら止めて乗り込みます。目的地の近くになったら天井をたたいて合図を送り降ります。ただルートが複雑で慣れない旅行者が使いこなすのは難しいです。
トライシカルは近距離用の交通手段です。ジプニーやバスで目的地の近くまで行き、そこから地元のトライシカルで行くとのが一般的です。

合田:大がかりな移動はタクシーです。でもぼったくられる可能性があるので注意が必要です。カンタンな現地の言葉は知っておくといいと思います。

まとめ

ここではフィリピン留学について話してきましたが、語学学校での深いお話しを聞くことが出来ました。これからフィリピン留学される方にとって、有益な情報になれば幸いです。

後日、ワーキングホリデー編についても追って公開致します。ぜひご覧ください。

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THE RYUGAKU [ザ・留学] 編集部です。留学コニュニティサイト『アブログ』も運営しています。

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