政府の留学後押しは継続中!日本公庫の海外留学向けの融資実績が更に増加
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先日、日本公庫より発表された平成27年度上半期の「国の教育ローン」融資実績についてお伝えします。
海外留学向けの平均融資額は国内学校向けに比べ 2 倍になるという、留学希望者にとっては心強い話題です。
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2015年6月7日の記事で、日本政策金融公庫(略称:日本公庫)の平成26年度の海外留学資金の融資実績が、1,526件(前年度比 136.4%)、35億円(同 150.0%)に達し、件数・金額ともに大幅に増加したことをお伝えしました。
その勢いはまだ継続中で、先日、平成27年度上半期の融資実績は、件数・金額共にさらに増加したことが発表されました。
平成27年度の上半期だけで、海外留学資金の融資件数は804件、融資金額は20億円に達し、前年と比較すると、件数は4%、金額は12%増加しました。
この日本公庫が取り扱う「国の教育ローン」では、海外留学の他に国内の高校・大学への進学へも融資を行っていますが、1件当たりの融資金額は、国内進学向けが123万円なのに対し、海外留学向けは250万円と、2倍になっています。
それだけ、海外留学する場合の経済負担が大きいということですが、その分、国からの融資制度を充実させて、留学生を後押しする体制を強化していく方針のようです。
2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、日本への観光者数はうなぎ上りに増加しています。
こうしたなか、政府は「日本再興戦略」において、2020 年までに日本人留学生を12 万人に倍増させることを目指し、官民協働で若者の留学を支援する体制を整備するなど、グローバル化に対応する人材力の育成強化を進めています。
日本公庫でも引き続き、留学を目指す方をはじめ、教育資金を必要としている方々を積極的に支援していく方針です。
「本気で留学して世界に羽ばたきたいけれど、資金面で不安がある」という方は、一度、国の教育ローンを視野に入れてみるのもよいかもしれません。
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