IELTS6.5までのあと一歩!で実践した試験対策「0.5スコアアップ」は確実?

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アングロ・ヨーロピアン・スクール・オブ・イングリッシュ

ニュージーランドの大学に留学するために必要なIELTS。そのスコアを達成するための勉強法&試験本番でのテクニックを紹介します。

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はじめに

ニュージーランドをはじめ、海外の大学に留学するために必要な英語能力試験、IELTS。
幅広い能力が問われるため、規定のスコアになかなか到達できず悩んでいる方はいませんか?私もあと一歩で悔しい思いをすることが多くかなり苦労しました。

この記事では「各セクション6.0以上、オーバーオール6.5以上」というスコアを達成するために私が行った勉強法や試験本番でのテクニックを紹介します。あくまで私の個人的な体験ですが、あと一歩が足りずに苦しんでいる皆さんの一助になれば幸いです。

リスニング

リスニング対策として想定問題集のCDを聞きまくるのは当然のことですが、同時にリスニングの文章を音読するとかなり有効です。たいていのテキストにはリスニングの文章が掲載されています。

できるだけ発音をネイティブっぽく(ここがポイント)真似して声に出してみましょう。自分が頭の中で考えていた発音と実際の発音が違うことに気づくことが多いはずです。これだけでもリスニングの英語がかなり聞き取りやすくなります。私はそれに加えて、Wikipedia英語版で興味のある項目を音読することも日常的に続けていました。

また模試では良い成績が出るのに、本番だとなぜか点が伸びないという方は、思い切って受験会場を変えてみるのも良いです。実際に私がいつも受験していた某会場は、音声が微妙に反響して聞き取りづらい環境でした。他の受験者も本来の実力が出ていない方がいました。遠征してでも一度試してみる価値はあります!

リーディング

リーディングは日本の大学受験でもよくある長文読解とあまり変わらないため、個人的にはあまり苦労しませんでした。ただ、やはり文章量が相当あるので読解のスピードは大事になります。

全体を流し読みする、重要そうな単語のみ拾って読むなどのテクニックを紹介しているスクールや本もありますが、私は「文章を最初から最後まで読み取れるスピードで読む」ことをオススメします。

IELTSのリーディング問題はほぼ全てのセンテンスがいずれかの問題の答えの根拠になっています。読み飛ばして良い部分はほとんどありません。下手に読み飛ばすとかえって混乱します。一字一句逃さないつもりで全て読み切ってしまいましょう。

私はリーディングのスコアがほかのセクションに比べてかなり良かったので、他のセクションがイマイチでもカバーできるよう徹底的に練習しました。その結果7.5以上のスコアを安定して出せるようになりました。これなら最悪2つのセクションが6.0でも合格できる計算です。

何か1つ得意なセクションを見つけて、それを伸ばすことで余裕を持って受験できるようになりますよ!

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ライティング

私にとって最大の鬼門がライティングでした。ライティングだけ何度やっても5.5以上のスコアが出ず、このために何度もIELTSを受け直す羽目になっていました。(金銭的にもかなりつらい……)

この壁を突破する原動力となったのは「知っている限りの難しい単語を使う」こと。例えば「深刻な問題」をserious problemではなくinevitable issueと言い換えてみる、などです。

ほかに書き方は特に変えたつもりはないのに6.0のスコアが返ってきました。これまでボキャブラリーの部分で減点されていたのだと推定できます。スコアが頭打ちになっている方は、いつも使っている単語をちょっと難しい単語に変えるだけで0.5程度スコアが変わるかもしれません!

ライティングは独学でスコアを伸ばすのがかなり難しいセクションです。こればっかりはお金を惜しまず、IELTS対策の専門学校などを利用し、ネイティブの先生に添削してもらいましょう。

スピーキング

大前提として「会話を楽しむ」ことが大切です。試験だからと緊張してしまっては話せるものも話せません。英会話スクールの先生とおしゃべりしにきたくらいのつもりで気楽にいきましょう。

IELTSのスピーキングではランダムに選ばれたテーマに沿ってスピーチする課題があります。だいたいのテーマは受験者の個人的な体験について聞くものです。しかし想定外のテーマだった場合、自分の全人生の経験から検索をかけるのはあまりに大変で、頭が真っ白になってしまうかもしれません。

私は「どんなテーマが飛んできても自分の得意な話題にもっていく」と決めて試験にのぞんでいました。具体的には「趣味のバンド」「好きな映画」「インターネット」の3つです。これだけでだいぶ気分が楽になり、6.0以上のスコアが安定して出るようになりました。

おわりに

結局、私の場合はIELTSを5回受験した結果、「リスニング:6.0」「リーディング:9.0」「ライティング:6.0」「スピーキング:7.0」・・・「オーバーオール:7.0」のスコアを無事達成できました。

ご覧いただければ分かる通り、ほぼリーディング頼みのスコアになっているのがお恥ずかしいところです。しかしスコアさえ取ってしまえば留学できるのでこれで良いのです!英語の能力そのものは留学してからも鍛えることができますしね。

この体験が皆さんの一助になれば幸いです。がんばってください!

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この記事を書いた人

Beak
Beak

大学の文系学部を卒業後、日本のIT企業で5年半働いたのち退職。ニュージーランドのリンカーン大学を卒業し、現在はクライストチャーチでプログラマとして勤務中。次の目標は永住権の取得です。

http://texchg.com/

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