内側から外側まで!イタリア人に学ぶ冬の寒さ対策10選
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ここではイタリアに住む筆者が、実際にイタリア人が行っている冬の寒さ対策の数々をご紹介します。実用的なものから思わずクスっと笑ってしまうようなイタリア人らしいものまでアイディア満載!是非、楽しみながらご覧ください。
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飲み物編
1.ヴァン・ブリュレ(Vin brulé)
View this post on InstagramIl Dispensarioさん(@il_dispensario)がシェアした投稿- 2018年12月月27日午後1時19分PST
「ヴァン・ブリュレ(Vin brulé)」はホットワインのことです。厳密にはフランス語ですが、イタリア人も普段から、この外来語を使います。
赤ワインにシナモンやドライフルーツなどを入れて煮詰めたサングリアのようなホットドリンクで、イタリア人はテイクアウトカップなどを持って街歩きをすることはまずありませんが、寒いときだけは別。紙コップに入ったヴァン・ブリュレを片手に街歩きをするのは、冬の定番スタイルです。
日本の甘酒のように、イルミネーションの点灯式や、夜のミサなどで、無料で振る舞われることも多いです。ぜひチャンスがあればお試しください。
2.ホットチョコレート
View this post on InstagramManuela | Frozen Mangoさん(@lovelymanu_ela)がシェアした投稿- 2019年 1月月1日午前9時58分PST
イタリアのカフェで最も提供されるメニューといえばエスプレッソ。しかし、冬は冷え防止の観点から、ホットチョコレートも人気です。
ホットチョコレートはイタリアでは「Cioccolata calda(チョッコラータ・カルダ)」。カフェに行くと専用マシンの中で、アツアツのホットチョコレートがぐるぐる回っているのでチェックしてみてください。
サッカースタジアムなどのスタンドバーでも人気のメニューです。
3.ハーブティー
View this post on InstagramUn Thè per Teさん(@un_the_per_te)がシェアした投稿- 2018年12月月23日午後1時26分PST
イタリア語で紅茶は「Té(テ)」といいますが、ハーブティーは「Tisana(ティザーナ)」という別の名前で呼ばれます。一年中飲まれますが、冬は特に身体を冷やさないノンカフェインタイプのハーブティーや、Zenzero(ゼンゼロ/生姜)の入ったハーブティーが人気。冬はクリスマスマーケットやジェラート店などでも売られます。
食べ物編
4.パルミジャーノ・レッジャーノ
View this post on InstagramIrene - Tu porta da bereさん(@tuporta.dabere)がシェアした投稿- 2017年11月月14日午前9時15分PST
「パルミジャーノ・レッジャーノ(Parmigiano reggiano)」は日本で「粉チーズ」「パルメザンチーズ」などの名前で売られているもの。低脂肪で高たんぱく、その他の栄養も豊富なため、イタリア人は健康の観点からも、パルミジャーノ・レッジャーノを沢山食べます。
一年中欠かせないアイテムですが、冬は濃厚さや、栄養豊富な点も相まって、さらに食卓での登場回数が高まります。
5.旬野菜
View this post on Instagram@emm.belliがシェアした投稿- 2018年 2月月9日午前5時07分PST
旬野菜はイタリア語で「Verdura di stagione(ヴェルデューラ・ディ・スタジォーネ)」といいます。ブロッコリー、チコリ、ニンジンなどが定番。日本同様、夏野菜のかぼちゃを冬に食べる習慣もあります。
6.バーニャカウダ
View this post on InstagramSimo さん(@hameagatita_)がシェアした投稿- 2018年11月月23日午後3時32分PST
「バーニャカウダ(Bagna càuda)」はイタリアでは冬を告げるレシピ。鍋やシチューのように、夏場はまず食べません。今では全土的に食べられますが、北イタリアのピエモンテ州が発祥。ソースにバターやニンニクを加えて身体の中から温まるのがイタリア流で、先述の旬野菜を付けていただきます。
7.ボリート
View this post on InstagramLuisanna Messeriさん(@luisannamesseri)がシェアした投稿- 2018年12月月26日午前4時32分PST
「ボリート(Bollito)」は茹でるという意味のイタリア語に由来する料理。北イタリアで良く食べられる冬の定番レシピです。基本はお肉と野菜を茹でたとってもシンプルな料理なのですが、ミラノ、フィレンツェ、ヴェネチア、トリノなど街々ごとに、少しずつレシピが異なるので、違いを楽しむのもオツです。
日本のおでんのように、郷土色が豊かなので旅行者の方もお見逃しなく。
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服装・日用品編
8.中敷き(インソール)
View this post on InstagramBettineschi Sportさん(@bettineschisport)がシェアした投稿- 2018年12月月14日午前9時50分PST
イタリア語で靴の中敷きは「Solette(ソレッテ)」といいます。石畳の多いイタリアは、冬は足元からしんしんと冷えがやってきます。ボアの付いた中敷き等でこれらの侵入をカットするだけで、グッとあたたかさが増しますよ!
9.湯たんぽ
View this post on Instagramさん(@olimpiahome.it)がシェアした投稿- 2018年12月月6日午前3時41分PST
湯たんぽはイタリア語で「Borsa acqua calda(ボルサ・アクア・カルダ)」といいます。直訳は「お湯を入れる袋」という意味のイタリア語。イタリアの方が日本よりも使用率は高いかも!?冬になるとあちこちで売られ始めます。
一方ホッカイロなどはレアアイテム。売っているのを見ることはありますが、使用者はまず見たことがありません。
10.フード付きコート
View this post on Instagramtantarobaさん(@tantaroba_milano)がシェアした投稿- 2018年12月月11日午前2時50分PST
コートはイタリア語で「Cappotto(カッポット)」といいます。ニット帽や耳当てで防寒する人もいますが、手っ取り早く、フード付きコートで防寒するイタリア人が冬は急増!バス停などでは全員ボア付きダウンコートコートのフードをかぶってバスを待っているのでなんだか可愛らしいです。
まとめ
どれも今すぐ取り入れられるものばかり!イタリア滞在中に寒さを感じたら早速取り入れてみてください。もちろん日本でも効果的。皆であたたかくして寒い冬を乗り切りましょう。
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この記事を書いた人
アメリカに1年、イタリアに2年住んでいます。お料理と旅行・美味しいものの食べ歩きが大好きです♡特に大好きなカフェやスイーツ、お土産を探すのが大好きなので、おすすめ情報をたくさん発信できたらと思います☆゚・:,