独身最後を楽しむパーティー?オーストラリアで結婚式前に開催されるパーティーまとめ
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オーストラリアでは結婚式と披露宴の前段階として小さなパーティーが行われます。独身最後の夜に、新郎側は「バチェラー・パーティー」または「バックス・パーティー」を、新婦側は「ヘンズ・パーティー」を行います。更に結婚式の約1ヶ月前に「キッチンパーティー」もあり、当日に向けて盛り上がりをどんどん高めていきます。今回は各パーティーについてご紹介します。
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バチェラー・パーティー(Bachelor party)
新郎が独身最後の夜を男性の友人と過ごすパーティーです。映画「ハング・オーバー」で馴染みのある方もいらっしゃるかと思います。
パーティーは、ベストマンという新郎の介添人が主催します。式の数日前に行うことが一般的で、通常はレストランやバー、ナイトクラブなどが会場になります。
友人の男性の話では、レストランで食事をして、ストリップクラブに繰り出し、バーで朝まで飲み明かすパターンが多いそうですが、あくまでも新郎の個性に合わせて企画されます。例えば、映画好きの友達なら飲みながらオールナイトで映画とDVD三昧、キャンブル卒業に最後のカジノ遊びなど、必ずしもストリップクラブに行くとは限りません。
レストランやバーによっては服装の規定もあります。参加前に主催者に服装や持ち物規定、そして参加費を聞いておきましょう。
ヘンズ・パーティー(Hens party)
結婚式の数日前に女性だけで行うパーティーで、ブライツメイドと呼ばれる新婦の介添人が企画します。
友達の家を飾り付けして会場にしてフィンガーフードやお菓子でスタートしてからレストランに行く、最初からレストランでパーティーを行うなど、こちらも新婦の人柄や趣味に合わせて企画されます。服装も「70年代風」とか「コスプレ」など盛り上がるための準備がすごいです。
男性ストリッパーを呼ぶ、または男性ストリッパーのいるお店に行くことも多いです。筆者が参加したヘンズ・パーティーでも、男性ストリッパーが来て、給仕したりゲームで新婦と絡んだりと大盛り上がりでした。
レストランは企画に合わせて選ばれるので、事前に主催者に服装規定と参加費を聞いておくと良いでしょう。
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キッチン&ティーパーティー
新郎側の友人または新婦の親が企画して行われる女性だけのパーティー。式の1ヶ月ほど前に行われるのが通常です。新婦の実家や親族の自宅、友人の自宅などで行われます。
案内状をもらったら、参加の旨を連絡し、自分のオススメの料理レシピを期限までに提出します。もちろん英語でレシピを書かなければならないので、分量表記等を間違えないように気をつけましょう。
当日は、キッチン用品を1つプレゼントに持参します(親密さなどで変わりますが、50ドル前後~の物をチョイスします。30ドル位の物でも十分です)。最近では新婦側からレジストリ(こんなものが欲しいというリクエスト表みたいなもの)があることも多いので、その場合はリクエストに合わせてプレゼントを購入してください。リストがあるかどうか参加の返信時に主催者に聞きましょう。
会場へはカジュアルな服装でOK(でもジーンズの人はいなかったです)。女性ばかりなので、普段着ワンピを着て行くと良いでしょう。
パーティーは昼間のティータイムに行われることが多く、会場にはスコーンやサンドイッチ、フィンガーサイズのケーキなどが用意されているので、お腹を空かせて行くのがオススメです。
食べたり、ゲームをしたりなど企画者によって内容も変わります。筆者が行った中で印象的だったのは、ケイタリング会社のスタッフが10分程度で作れる簡単な料理のデモストレーションをしてくれたものです。これから結婚して毎日料理をする新婦さんにぴったりの内容でした。
ちなみに事前に提出したレシピは、企画者が一冊の本みたくまとめて新婦にプレゼントします。オリジナルのレシピ本ですね。筆者の場合は、当日そのレシピ本のコピーが出席者全員に配られたので家で使ってます。
最後に
日本よりも結婚式前からパーティー三昧で大忙しの新郎新婦さんですが、何度も祝福を受けられて楽しそうです。キッチンパーティーは新婚生活で役立つ物が集まるので、日本でも結婚式前にあるといいな~と思いました。参加者としては結婚式へのお祝い以外に出費がかさみ痛いところですが、友人の人生一度の華舞台と思って、一緒に楽しんでください!
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この記事を書いた人
メルボルン滞在2年目。語学学校を終了後、ローカルの小さなコミュニティーセンターでボランティア活動に携わっています。趣味は、映画鑑賞とカフェ巡り。