【隣人トラブル】夜中に女性の悲鳴!警察に通報した話@フランス
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これまで何度かご紹介してきた筆者のフランスでのアパートでのトラブル騒動ですが、先日も空室であるはずの隣の部屋から夜遅くに女性の悲鳴が聞こえ、警察を呼ぶ事件が発生しました。さらに、駆けつけてきた警察の対応があまりにもずさんだったことに加え、隣の部屋で行われていた新たなる違法行為が発覚。ここでは、今回の事件の経緯と、事件の教訓から海外生活でアパートを借りる際に注意すべき点についてお伝えします。
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夜8時、空き部屋から聞こえてくる女性の悲鳴
先日、アパートの大家代理の方に会った際「それまで住んでいた隣人を家賃未払いのため追い出したので、次の人を探している」という話を聞きました。そんな中、ある日の夜8時過ぎ、アパートの隣の部屋に誰かがやってきました。廊下から聞こえてきた声から察するに男女2名〜3名という感じでしょうか。彼らが部屋に入ってしばらくすると
「ドン!」「バン!」
と、ものすごい大きな物音が続いたあと
「きゃあああ!」
という、異常なまでの女性の叫び声が。どうやら女性が暴力を振るわれているような感じの音でした。
様子を見に行こうとしたものの、自分の身に何かあったら怖いので、思い切って警察に電話しました。ちなみに、日本でいうところの110番、警察への通報ですが、フランスの警察は17番にかけると警察に繋がります。
1時間後ようやく警察が到着
緊急事態なので至急来てもらうようお願いしたものの、実際に警察が来たのはその1時間後。ちなみに、以前の泥棒騒動の際に連絡したときは「緊急でない」とみなされ、5時間ほど待たされました。
そして隣の部屋の人たちと数分間話をした声が聞こえ、その後に下の階の方とも話をし、何事もなかったように帰っていきました。通報者である私たちの所には全く事情聴取をせずに…。
そんな警察の対応に「こんなものなの?」と驚いてしまいました。
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通報騒動で発覚した驚きの事実
続いて物件を管理している大家代理に電話をしたものの電話に出てもらえなかったので、仕方なく大家に電話をしました。大家はリヨンに住んでいるので、大家代理に鍵を預けていたようなのですが、その大家曰く「その部屋はここ半年の間空き部屋で、今日はペンキ塗装の業者が来ていた。どうやら業者が喧嘩していたらしい」とのこと。
夜8時から業者が部屋に入って喧嘩?全くもって不可解な出来事ですが、同時に「ここ半年の間空き部屋」であるという大家の話も気になりました。
というのも、今年に入ってから隣には4組の住人が入れ替わりで越してきていたのを見てきました。少しでも家賃の支払いが遅延した住人に対し、大家代理は鍵を変えて彼らを家に入れなくし、家から追い出していたようです。
どうやら彼らには入居時の契約書などもなく、この大家代理が移民の人など、フランスの法律や契約関係に詳しくない人たちをこのアパートに入れ、お金を取ってすぐに追い出すということを繰り返していた模様。
まさか、そんな違法行為を繰り返す代理人を入れているとも知らず、色々とびっくりしました。結局、隣人の叫び声はなんだったのか分からぬまま…。
まとめ
いかがでしたか?日本でも住居に関するトラブルなど、さまざまな事件が発生しますが、それが海外だと更に状況が分からないこともあります。
私の周りで起こった出来事も異常事態だとは思いますが、もし仮に皆さんが住んだ場所に契約書がない、なんてことがあったら同じような問題にぶつかることもあるかもしれません。
大家さんがちゃんとしている人か、そしてちゃんと契約書があるのかなど、海外で住居を見つける際には是非注意してください。
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この記事を書いた人
12歳からフランス、イギリス、イタリアに留学し、語学留学、大学留学、大学院留学、と様々な留学を経験。ロンドンの語学学校に務めた後、現在はフランスの大学院で語学学習についての博士論文を書いています。
http://ameblo.jp/vindalsace/