語学留学をする前に国内で語学の学習をしておくべきか?
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語学留学で海外に行く前に、事前に国内で語学の学習をしておいた方が良いのでしょうか。それとも留学先で集中して勉強すべきなのでしょうか。ここでは、そんな疑問についてお答えします。
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語学が全くできなくても外国の語学学校に入学は可能?
以前、筆者が語学学校で仕事をしていた頃「語学が全くできないのですが、語学学校に入れますか?」という問い合わせが沢山きましたが、答えはイエスです。
初心者の場合は入学できる日が限られている学校が多いものの、語学学校=語学を学ぶための学校ですので、ほとんどの語学学校は、対象となる言語ができなくても入学は可能です。
しかし、ゼロの状態から語学留学をすることで、色々と損をすることもあります。
留学前に基礎を学習しておいた方が良い理由とは?
まず、留学と自国での語学学習の一番の大きな違いとは、留学をすることで、現地のネイテイブスピーカーと学習言語でのコミュニケーションができることです。やはり、外国に行けば、学習言語のインプットが自国にいるより多くなります。
もし、語学力ゼロの状態で留学した場合、留学開始時期は留学のメリットであるはずの現地の人とのコミュニケーションが取れず、文法や単語など、基礎的な語学学習をしないといけなくなります。
これらの基礎的な語学学習であれば、自国にいても学習は可能です。
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留学前に学習の時間を取ることが難しいけど…
しかし、普段は高校や大学に通い、それ以外にも部活やバイトなどで忙しかったりして、そこまで語学学習に時間が取れない環境である方も多いかと思います。また、仕事をしている社会人であれば、なおさらそこまで語学学習に時間を費やせないでしょう。
そこで、学習に集中できる環境に身を置くという意味で、語学留学をするという側面もあります。語学留学をした場合、週に15〜20時間、語学学校に通うことになりますので、集中して学習に打ち込むことができます。
ただ、お伝えしたとおり、やはり現地でコミュニケーションを取るためには、留学前になるべく文法などの基礎がある方が、時間を無駄にすることなく留学期間を過ごすことができるのと、母国語で文法解説などを理解する方が分かりやすいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?語学留学とは言え、現地に行ってからでなく、できるだけ留学前に語学学習をしておいたほうが、留学中の語学学習の向上力にも影響します。
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この記事を書いた人
12歳からフランス、イギリス、イタリアに留学し、語学留学、大学留学、大学院留学、と様々な留学を経験。ロンドンの語学学校に務めた後、現在はフランスの大学院で語学学習についての博士論文を書いています。
http://ameblo.jp/vindalsace/