【物件探し失敗談inロンドン】ロンドン生活2年で2回も引っ越しをした理由と注意点

9563

View

スポンサーリンク

Wikimedia Commons

ロンドンは物価の高い大都市。家賃もとても高いです。留学やワーキングホリデーなどでロンドンに住む際は、シェアハウスに住む方が多いのではないでしょうか。筆者は約2年前にロンドンで大学生活を始めましたが、この2年間の内に2回引っ越しを経験し、現在も引っ越しを考えています。引っ越しをしようと思ったきっかけや、引っ越しをしなければいけなくなった理由を元に、家探しの際に確認するべき点をお伝えします。

スポンサーリンク

最初の引っ越し理由:治安が悪い・最寄り駅から遠い・住人が多すぎて不便だった

大学に入学するためにロンドンに来て、初めの1週間程は以前語学留学をしていた際に泊まったことのある短期滞在者用のシェアハウスに泊まり、それから友達伝いに紹介してもらっていたシェアハウスに移ることにしていました。

ところがロンドンに来てみると、手違いがあってそのシェアハウスは埋まってしまったということが判明しました。一週間後から住む家が決まっていないという状況でとても焦りましたが、運よく友達が他のシェアハウスを紹介してくれたのですぐにそこに決めました。

切迫した状況で十分な下調べしていなかったのですが、その家は東ロンドンの治安が悪い地域、ウエストハムにありました。(東ロンドンは治安が悪いことで有名なエリアですが、中には比較的治安の良い地域もあります)

値段はロンドンでは破格の安さだったこともあり、半年程はそこに住み続けました。幸い危ない目に遭うことはありませんでしたが、夜は絶対に遅くならないように気をつけ、いつも早足で歩きました。私が住んでいた家はバス停が目の前にあり、地下鉄の最寄り駅は徒歩15分程だったので、できるだけバスを利用するようにしていました。治安が悪い地域には住まないことが一番ですが、もし住む場合には駅やバス停から近い物件だと良いでしょう。

また、この物件の他の問題点としては、住人が多く、キッチン、バスルーム、洗濯機がいつも混み合っていたことでした。シェアをする際は、他に住人が何人いるのか、バスルームはいくつあるのかなども確認しておきましょう。目安としてはバスルームひとつに対して3〜4人までが目安です。

2回目の引っ越し理由:大家さんが十分なサポートをしてくれなかった

次に移ったシェアハウスは、カウンシルフラット( イギリスの公営住宅団地)を大家さんが買い取り貸している、メゾネット式の物件でした。駅から近く、周辺の治安も悪くなく、近くに巨大なスーパーもあったので便利でした。私も含めて4人でシェアをしていました。キッチンもバスルームもひとつだったので、時々不便に感じることもありましたが、大体は快適に過ごせました。

問題は、家の中で物が壊れたり不具合があったりしたときに大家さんが来てくれず、なかなか問題が解決しないことでした。物件も電化製品なども古いので、度々不具合が生じました。

電子レンジが壊れたときは家賃から差し引くので自分たちで買ってくるように言われ、洗濯機が壊れたときは私が自分で業者に連絡し、立会いもすることになりました。また、キッチンの排水口が詰まってキッチンが洪水になったこともありました。いろいろと試してもなかなか開通せず、パイプが繋がっている洗濯機も使えず、とても不便でした。

最終的には私が業者用の排水口洗浄剤を買って来て何度も試行錯誤を重ね、やっと解決しました。本来なら問題を解決するのは大家さんの仕事なので、大家さんが責任感のある人かどうかという点は重要です。(ちなみに、イギリスでは水回りなどのトラブルがとても多いです)

大家さんのことを入居前に知ることは難しいですが、契約書がきちんとしているか、連絡が取りやすい連絡先を教えてもらえるかなどを目安にすると良いと思います。また、問題をいち早く解決してもらえることを優先するのならば、大家さんが同居の物件が一番です。

スポンサーリンク

現在の住居の問題:上の階の住人がパーティ好きで騒音がうるさい

現在住んでるのは、各部屋の大きさなどが全然違うシェアハウスです。私の部屋には小さいバスルームが付いているので、キッチンのみをシェアしています。他の部屋にはキッチンも付いている部屋もあるので、家をシェアしているのは5人ですが、キッチンは3人のみとシェアです。とても静かな住宅街で住みやすい地域です。

しかし、ひとつ大きな問題として、上の階の住人からの騒音があります。上の階に住んでいるスペイン人はパーティが好きで度々夜中に大騒ぎをします。注意しても収まらないので、引っ越しを考えています。特に私が住んでいる家は天井、床、壁がかなり薄いらしく、足音だけでも結構響くので、その点も確認できると良いです。音が気になりやすい方は、できれば最上階に住むことが最適です。

まとめ

私の今までの経験を元にロンドンで家探しをする際に注意するべき点をご紹介しました。その他に私が家探しの際に主に確認するのは、各部屋に鍵が付いているか、Wi-Fi使用代金は家賃に含まれているか、近くに大きなスーパーがあるか、ということです。

家探しに不安がある方も多いかと思いますが、快適なロンドン生活を送ることのできる部屋が見つかると良いですね。

スポンサーリンク

短期留学でTOEIC300点アップ!

留学エージェントの勤務経験者が「短期留学でもTOEIC300点UP!語学学校の効果を高める秘訣」についてeBookで全て公開しました。

  • 語学留学を成功させる方法
  • 語学学校の仕組み
  • 日本でやるべき準備
  • 留学生活で使える英語
  • 日本でやれる英語の勉強方法

これらの情報を期間限定で無料でプレンゼントしています。

この記事を書いた人

Satsukim
Satsukim

18歳で初めて訪れて以来ロンドンの虜に。現在はロンドンの大学で文学を専攻中。趣味は読書と映画鑑賞と洗濯。

留学希望者におすすめ各国の留学情報を徹底解説!

語学留学
無料ライン相談