留学手続きを解説!実はとってもカンタンな語学学校の申込書の書き方
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海外の学校に自分で申し込みをするなんて、絶対ムリ!英語に自信がない!と思っていませんか?でも実は、語学学校の申込書の記入方法は、シンプルなのです。記入方法の一例をご紹介しましょう。
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留学のプランが決まったら、次にするのは留学の手続きです。
自分で留学の手続きをする場合、まずしなければならないのは、語学学校への申し込みです。
海外の語学学校の申込書は英語だらけで、絶対難しい!だから自分で申し込み手続きをするなんてムリ!
と思っている人は多いかもしれませんが、そう思う前に、学校の申込書を実際に見てみてください。申込書は確かに英語ですが、よく見ると、記入する必要事項は「氏名」や「住所」「希望のコース」など、ごくごく基本的なことばかりです。英語初心者の人でも、辞書を使いながら記入できるレベルです。
申込書の記入手順〈オンライン申込書〉
まずは、申込書の実物を見てみましょう。
ここでは、アメリカにあるEnglish Language Center(ELC)の申込書を例にとって見ていきます。
インターネットが普及している現代では、学校の申込書も、このようにインターネットを通して行うことが一般的です。
学校のウェブサイト上から、「Admission」や「Apply」、「Enrolment」「Book」という項目を探しましょう。この項目の中に申込み方法についての記載があります。
ELCの場合は、「BOOK A COURSE」と記載されています。
このページを開くと、早速、申込みフォームが表示されます。
- コース・VISA・滞在の希望を入力
- 個人情報の入力
- 支払い
という流れで申し込手続きをすることが分かります。
では早速、フォームに必要事項を入力しましょう。
母国語、現在の英語力を入力した後に、キャンパスを選びます。
キャンパスが1つしかない学校は問題ないですが、ELCのようにキャンパスが複数都市にある場合は、希望のキャンパスを間違えないように入力しましょう。
続いて希望コースの入力です。
コース名、スタート日、コース期間は2重3重にチェックをして、間違いのないように入力しましょう。
続いてVISAに関してですが、もし自分が受講するコースにVISAが必要か否か分からない場合は、学校スタッフに直接確認しましょう。
「Accommodation(滞在)」の手配を「YES」にすると、滞在方法のリクエスト欄が現れます。
ここで注意するのは、チェックインとチェックアウトの日です。
通常、学校は月曜日から始まるので、滞在先にはその前から宿泊することになります。
多くの学校では、滞在先がホームステイや寮の場合は、学校開始日直前の土曜日か日曜日から宿泊可能となります。その後、週単位で宿泊料金が計算されます。
ELCの場合は、基本は土曜日チェックイン、土曜日チェックアウトです。
もし、「チェックアウト日を1日伸ばしたい」「1日早めにチェックインしたい」などの要望がある場合は、学校へ個別に相談する必要があります。
「Airport transfer(空港送迎)」に関しても、必要か否かを選択できます。よほど現地に詳しくない限り、ほとんどの人が空港に到着した時の出迎え(Pick up)を付けます。
留学中に空港への行き方も分かるようになる場合が多いので、帰国時の空港への送りは付けない方が多いですが、短期留学などで現地の事情に慣れる時間があまりないと思われる場合は、到着時と帰国時の往復送迎(Round Trip)を付けてもよいでしょう。
フライト情報は、もし既に分かる場合は入力しましょう。
まだ航空券を予約・購入していない場合は、空欄のまま次に進みましょう。(フライト情報は確定し次第、追加で学校に連絡する場合が多いです。)
ELCの場合は、ここまで入力すると、画面右側に金額も含めた申込み内容の内訳が出てきます。次のページに進む前に再度確認しましょう。
次のページに進むと、個人情報の入力欄が出てきます。
氏名、年齢など基本的な情報がほとんどなので、比較的スムーズに入力できると思います。
個人情報を入力する時の注意点をいくつか挙げておきます。
氏名
「First Name」が下の名前、「Last Name」が苗字です。日本人は逆に書いてしまう方が非常に多いです。
Title
「Title」は男性であれば「Mr」、未婚の女性は「Miss」、既婚女性は「Mrs」です。「Ms」は未婚女性にも既婚女性にも使用可能なTitleですが、未婚であれば「Miss」、既婚であれば「Mrs」を選択するのが無難です。
ここでは「Miss」の選択肢がないので、この場合は未婚女性は「Ms」を選択します。
住所
住所の記入方法は、日本とは逆で「番地→地区→市町村→(郵便番号)→都道府県→日本」の順に書きます。
スカイツリーの住所を英語で書くと、こうなります。
例:〒131-0045東京都墨田区押上1-1-2
⇒ 1-1-2 Oshiage, Sumida-ku, 131-0045 Tokyo Japan
電話番号
日本の国際番号「+81」から書きましょう。
+81-(市外局番の最初の「0」を取った番号)-(自分の電話番号)
生年月日
ELCの場合は、カレンダーから入力する仕組みになっているので問題ありませんが、直接入力をする場合は注意が必要です。
日本のように年月日の順番ではなく、日月年(主にヨーロッパ圏)もしくは、月日年(主に北米)の順番で入力します。
生年月日の入力方法について注意書きがないか、確認しましょう。
「DD/MM/YY」とある場合は、「日/月/年」の順に記載するという意味です。
特に注意書きがない場合は、「月」を数字ではなく英語で書くのが無難です。
例:1980年5月22日→22/May/1980
学校を知った方法
「How did you hear about ELC?」どのようにしてELCを知りましたか?という質問です。
留学ダイレクト申込みサービス「ラングぺディア」を通して学校に問い合わせをした場合は、「Langpedia」と記入します。
支払い
すべての個人情報を入力し、最後のページに進むと支払画面になります。
ELCではクレジットカードで一部金もしくは全額を支払うシステムです。インターネット通販で買い物する時と同じ要領でクレジットカード情報を入力すれば、申し込みは完了です。
今回例に挙げたELCの場合は、コースと滞在両方の申し込みをフォームから行いましたが、最初はコースのみの申込みフォームに入力し、滞在の申込みに関しては、後から学校から送られてくる場合もあります。
あまりにも簡単なので、少しびっくりしてしまいます。
ELCの場合は、このようにインターネット上ですべての必要事項を入力し申し込手続きが完了できるようになっていますが、なかには、申込書をダウンロードして記入し、Eメールに添付して送る学校もあります。
というわけで、続いて、ダウンロードした紙媒体の申込書への記入例を紹介します。
申込書の記入手順〈紙の申込書〉
カナダ・バンクーバーにある語学学校CSLI (Canadian Second Language Institute)の申込書を例にして見てみましょう。
申込書は学校からメールで送ってもらうか、学校によっては学校のWebサイトから入手が可能です。ファイルをダウンロードして必要事項を入力していきます。
必要事項の入力・記入
入力方法は、次の2通りがあります。
- ダウンロードした申込書をプリントアウトしてすべて手書きで入力する
- PDF入力ソフト・アプリを利用して、パソコン上で直接入力する
記入・入力の仕方は、先に挙げたオンライン申込書の場合と一緒です。
紙媒体の申込書の場合は、下記のように申込者のサインが必要なことがあります。この場合は、プリントアウトして直筆のサインをしましょう。
すべて入力・記入を終えたら完了です。
手書きで入力した場合・直筆サインをした場合は、記入済みの申込書をスキャンして、学校指定のメールアドレスへ送ります。
直筆サインの必要がなく、パソコン上で直接入力した場合はファイルを保存して、入力済みのものを学校指定のメールアドレスへ送ります。
紙媒体の申込書は郵送でも受け付けている学校がほとんどですが、メールに比べて、国際郵便は時間もお金も掛かってしまうので、お勧めしません。メールで送って、スムーズに手続きを進めましょう。
支払い
ダウンロードした申込書にも支払い方法が明記されていますが、詳しくは、学校へ申込書を送る時に支払い方法・時期について質問するといいでしょう。
CSLIの場合は、クレジットカード、銀行振り込み(海外送金)での支払いが可能です。
銀行振り込みを利用した場合は、送金後に日本の銀行から送金証明書がもらえるので、携帯のカメラ等で撮影して、学校に送金完了連絡をする際に一緒に送りましょう。
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申込書に出てくる英単語
申込みの流れや送信方法は学校により若干の違いはありますが、申込書に記入する内容は基本的には一緒です。申込書を書く時によく使う英語をまとめました。
Admission/Apply/Enrolment | 入学、申込み | Title | 敬称(Mr.Ms.など) |
Book | 予約 | Bank Transfer | 銀行振込み、銀行送金 |
Accommodation | 滞在方法 | First Name | 下の名前 |
Airport transfer | 空港送迎 | Last Name | 苗字 |
Pick up | 出迎え | (Local) Address | 住所 |
Drop off | 見送り | Nationality | 国籍 |
One way | 片道 | Signature | 署名、サイン |
Return/Two ways | 往復 | Registration Fee | 入学金 |
Insurance | 保険 | Tuition (fee) | 授業料 |
Duration | 期間 | Placement fee | 手配料 |
最後に
申込み後の学校からの連絡はEメールが主体となります。そのため、Eメールアドレスは、間違えないように入力・記載しましょう。
それから、メールアカウントのセキュリティによっては、海外の学校からのメールが弾かれてしまう場合もあるので、学校のドメイン(Eメールアドレスの@以下)を確認して、受信できるようにしておきましょう。
学校からのメールが迷惑メールボックスに振り分けられてしまうことも多いので、迷惑メールボックスも小まめにチェックすることをお勧めします。
準備段階から、留学は既に始まっています。自ら申し込みを行って英語に触れながら、留学生活のイメージトレーニングをしてください。
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