アメリカの語学学校へ留学するには?根強い人気のアメリカに語学留学
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日本人の留学先として今もなお人気を集めているアメリカ。そんなアメリカには留学生向けの語学学校が数多くあります。語学留学でネイティブイングリッシュを学ぶことで、大学留学や海外就職の準備をすることが可能です。この記事では、大学付属のESLから大学進学を目指す方法や、気になる留学費用、見逃せない奨学金情報を一挙にご紹介。さらに学生ビザ(F-1ビザ)と観光ビザ(ESTA)の違いや、短期の語学留学は英語力の向上にどれくらい効果があるのかについても徹底解説します。
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語学学校を決める前に
留学する語学学校を決定する際に、現地の情報や留学費用について詳しく知っておく必要があります。あなたのしたいアメリカ留学は本当に語学留学なのか、自分にはどんな環境のどんな語学学校が合っているのかを考える上で、アメリカ留学の特徴やいろいろな選択肢を調べることはとても重要になります。
短期留学でも英語力を伸ばせる?
よく「1ヶ月、2ヶ月の留学に効果はあるのか?」という議論が交わされますが、勉強法次第で十分に英語力を伸ばすことは可能です。英語を常に話す環境の中にいれば、日常英会話程度の英語力なら1ヶ月程度の短期留学でも身につけることができると言われています。短期集中で勉強ができる語学学校は、長期休暇中の学生やあまり休みが取れない社会人の留学にぴったりの学校として人気を集めています。
ただ、英語力の向上には個人のレベルで差があるものです。短期間の留学では限界があるのは仕方ないことかもしれません。語学留学といっても学校の中での”勉強”がすべての留学はもったいないです。できる限りどんどん外に出てアメリカ人と仲良くなったり、現地の文化を知ること・経験することも大切にしましょう。
おすすめの語学学校と探し方
アメリカの語学学校には、大学付属のものから民間の語学学校や専門学校までさまざまな学校があります。小規模でアットホームの学校か、大規模で施設も充実した学校が良いか。EOP(English Only Policy)などの規則が厳しい学校か、リラックスできる楽しさ重視の学校が良いか。さまざまな基準があります。友達を作りやすい国籍割合や課外活動の内容を重視するのも、基準の一つになります。
プログラム内容で選ぶ
大学進学コースに工夫を凝らした学校や、ボランティアプログラムのある学校、手頃な価格で色んなアクティビティを通して楽しく学べる学校など、プログラム内容で選ぶこともできます。
学校の環境で選ぶ
また、観光地の中の学校で休日も楽しく過ごせる語学留学にしたり、憧れのキャンパスライフを楽しめる学校や憧れの大都市ニューヨークの街角で勉強できる学校で一生の思い出になる経験にするのも良いかもしれません。
留学フェアに参加して学校を選ぶ
自分にどの学校が合うのか分からない、イメージがつかない、という人には留学フェアを活用するのがおすすめです。アメリカ大使館の主催するアメリカ留学フェアなら、アメリカの語学学校のスタッフと直接会って相談したり、留学に関するセミナーに参加して自分に合った留学プランや学校を見つけることができます。忙しい人でもアメリカの学校情報が一気に手に入るイベントです。
また、学校のスタッフや大使館からの正規の最新情報が得られるのも、留学フェアの大きなメリットと言えます。一部の悪質な留学斡旋業者(留学エージェント)が行う語学学校の広告表示には、不明瞭なものや誤解を生むデータが含まれている場合があるためです。
格安のおすすめ語学学校の探し方
語学学校を決める基準のひとつとして、費用の安さがあると思います。学校に直接手続きできるサイトを使えば、直接学校とのやり取りを通して格安のプログラムを見つけられ、留学エージェントの仲介料も節約できるので、留学全体にかかる費用を抑えることが可能です。
留学エージェントとは留学に関わる契約の仲介を行う業者ですが、そこには法規制がなく、倒産すれば学費の未払いが発生するリスクがある会社も少なくありません。場合によっては訴訟に発展することも…。そのリスクの回避という意味でも、自分で手続きできるとお得な選択になる場合があるでしょう。
大学付属の語学学校(ESL)に留学
民間で運営されている語学学校とは別に、ESLというものがあります。ESLとは「English as a Second Language」の略で、大学などの教育機関の付属の語学学校のことを言います。例えば大学への入学で英語力が足りていない際、学部授業を受ける前にこのESLで授業を受けることになります。付属先の大学と隣接されている場合が多く、現地のキャンパスの雰囲気を味わえるのが魅力です。
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語学学校の入学手続き
留学先の語学学校は、留学エージェントに相談したり、各学校の公式ウェブサイトから直接応募することで入学手続きをすることができます。自分で手続きすることで、留学費用を抑えられるだけでなく自分の希望に合った選択ができる可能性も高くなります。
先ほども触れたように、近年留学エージェントに関するトラブルは数多く発生しています。利用する際は、信頼できる斡旋業者かどうかしっかりと見極めてから利用し、すべてを任せてしまうのではなく自分も留学に関する知識を持つことでトラブルを回避できるようにしましょう。
語学学校や留学エージェントを選ぶ際は事前に口コミをしっかり確認することをおすすめします。実際に留学した人の口コミを読んだり、留学経験者・学校スタッフ・留学エージェントに質問したりして必要な情報の収集に役立ててください。
ビザを取得する
授業時間が週18時間以上あるアメリカの語学学校に留学する際には、必ず学生ビザ(F-1ビザ)が必要になります。ビザの申請方法や取得状況の確認方法やYouTubeなどの動画サイトで簡単に理解することができるので参加にしてみるといいでしょう。以下、動画の一例です。
ビザ申請料金とSEVIS費用支払い・面接予約の方法
アメリカ非移民ビザ面接の手順
オンラインビザ申請書DS-160の作成方法
短期留学の場合は?
90日以内の滞在で且つ週18時間未満の授業時間の場合、日本国籍所有者は観光ビザ(ESTA)での留学が可能です。しかし、滞在期間の延長や現地でのF-1ビザの取得はできないので注意が必要です。
語学留学の費用
アメリカ語学留学にかかる費用を下記にまとめてみました。留学費用を計算する際に活用ください。
費用(USD) | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|---|
語学学校 | 1700〜2500USD | 5000〜7500USD | 10000〜15000USD | 20000〜30000USD |
ホームステイ | 1200〜1500USD | 3500〜4500USD | 7000〜9000USD | 14000〜18000USD |
学生寮 | 500〜700USD | 1500〜2000USD | 3000〜4000USD | 6000〜8000USD |
シェアハウス | 400〜600USD | 1200〜2000USD | 2500〜4000USD | 5000〜8000USD |
生活費 | 300〜500USD | 900〜1500USD | 1800〜3000USD | 3500〜6000USD |
語学学校の授業料は、格安の学校であれば1ヶ月あたり10万円以下に抑えることができます。生活費や住居費は、サンフランシスコ留学の費用やロサンゼルス留学の費用を見てみると分かるように、都市圏に行けば行くほど高くなる傾向にあります。
奨学金をもらう
短期間の語学留学となると、奨学金を探そうとする人は少ないかもしれません。ですが語学留学であっても、留学先や期間によってはさまざまな奨学金があります。利子無しの奨学金であれば各都道府県の留学奨学金であったり、留学先の学校や現地の教育機関が提供する奨学金も利用できる可能性があります。語学留学だからと言って諦めずに、ぜひ積極的に調べてみましょう。
日本学生支援機構(JASSO)の第二種奨学金(短期留学)
大学生以上の場合、語学学校への留学では返済不要の奨学金をもらうことは難しいのが現状です。しかし、貸与型にはなりますが日本学生支援機構(JASSO)が提供する「第二種奨学金(短期留学)」なら、3カ月以上の短期留学を対象に、月3〜15万円の奨学金を受け取ることができます。
申込資格
第二種奨学金(短期留学)の申込資格としては、日本の専修学校(専門課程)・高等専門学校(第4、5学年および専攻科のみ)・短期大学・大学に在学する学生で、海外の短期大学・大学・大学院に3か月以上の短期留学をする人。さらにその留学が下記のいずれかに該当する必要があります。
(1)国内在籍学校の学生交流に関する協定等に基づく留学であること
(2)留学により取得した単位が、国内在籍学校の単位として認定される留学であること
(※独立行政法人日本学生支援機構『第二種奨学金(短期留学)』を参照)
トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム
返済が必要ない給付型の留学奨学金として近年注目されているのが、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムです。
基本的に、語学の習得のみを目的とした語学学校の授業料は支援対象とされませんが、トビタテ!留学JAPANにはさまざまなコースがあるため、自分の留学のテーマに沿ったボランティアやインターンシップ等の実践活動を含んだ留学であれば、語学学校の学費以外を対象にした分の奨学金を受け取ることができます。(※トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム『平成29年度の募集要項(大学全国コース)』を参照)
高校生コース アカデミック(テイクオフ)とは
トビタテ!留学JAPANには高校生を対象とした「高校生コース」もあり、こちらは短期間でも将来的に世界で活躍する意志のある高校生の留学であれば積極的に推奨しています。
さらに「アカデミック(テイクオフ)」の分野では、語学学校等での外国語の習得を主な目的とした留学であっても、異文化交流を行うものであれば支援対象となります。(※トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム高校生コース『高校生コースの概要』を参照)
トビタテ!留学JAPANはその充実した奨学金支援だけでなく、留学後も留学成果報告会でプレゼンができるなど、イベントを通してフィードバックを受ける機会があります。また、留学を通して世界各国で活躍するトビタテ生と繋がるそのコミュニティーも大きな魅力です。
トビタテ!プログラム合格者の共通点は「自分はこれがやりたい人間」と周りに伝える力とやりぬく行動力にあります。「好き!」や「やりたい!」の気持ちを普通の語学留学にプラスαの要素として加えられたら、きっと資金面でも学びの面でもさらに充実した留学にできるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?アメリカの語学学校は数が多い分、自分に合った学校を探すのが大変かもしれません。まずは自分のしたい留学の軸や重要視する基準を設定して、情報サイトを活用しながら良い学校を見つけましょう。
短期の語学留学で英語が上手くなるかどうかは、自分の工夫次第です。比較的誰でも簡単に一歩を踏み出せるのがアメリカ語学留学なので、奨学金をできる限り利用して、目的や目標を達成できる語学留学を実現させましょう!
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