オーストラリアでワーキングホリデーをするには?
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オーストラリア留学といえばワーキングホリデーが人気ですよね。オーストラリアには観光地や農場などが多く、日本人でも働けるレストランやホテルも数多く存在します。今回はそんなオーストラリアのワーキングホリデー事情について書いていきたいと思います。
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仕事・求人
オーストラリアのワーキングホリデーで働ける場所は以下の通りです。英語が初心者の方でも日本食レストランなどで働くことができるのはオーストラリアのワーキングホリデーの特徴です。
初級…TOEIC500程度、中級…TOEIC700程度、上級…TOEIC900以上
仕事の種類 | 収入(時給・AUD) | 求められる英語力 |
---|---|---|
日本食レストラン | 12〜16AUD | 初級〜 |
ホテル | 12〜16AUD | 初級〜 |
現地のレストラン | 16〜20AUD | 中級〜 |
ツアーガイド(日本語) | 14〜20AUD | 中級〜 |
オフィスでの事務作業 | 15〜16AUD | 中級〜 |
ファーム(農家) | 18〜25AUD | 中級〜 |
オーペア(住み込みでベビーシッター・家事代行) | 18〜22AUD | 中級〜 |
現地企業でのインターンシップ | 15〜22AUD | 上級〜 |
探し方
ワーキングホリデーの求人は、以下のような掲示板サイトで探すことができます。
また、現地のフリーペーパーなどからも求人情報を見ることができるのでチェックしてみましょう。
ファーム(農家)での仕事
ワーキングホリデーの仕事として人気であるのが農家での仕事です。収穫シーズンになると割高で給料が貰えるほか、住み込みで働かせてくれる農家もあるので住居費を抑えることも可能です。
ビザ
オーストラリアのワーキングホリデービザは、勉強や仕事をしながら1年間滞在できるビザです。
申請資格
- 18〜30歳であること
- 過去にワーキングホリデービザでオーストラリアに入国していないこと
- ビザ申請時と発行時にオーストラリア国外にいること
- 扶養する子供をオーストラリアに連れて行かないこと
- 日本のパスポートを持っていること
- オーストラリアでの生活に必要な資金と帰国時に必要な費用を持っていること(50万円以上が目安)
年齢
ワーキングホリデービザが取得できる年齢は18〜30歳までです(ビザ申請時)。
申請に必要なもの
- パスポート
- クレジットカード
- パソコンのEメールアドレス
費用
A$440(2016年5月現在)
申請方法
オーストラリア移民局のホームページ申請します。
まずはこちらの動画を見ていきましょう。
1.オーストラリア移民局のWorking Holiday visaホームページへアクセス。
2.『Apply Now』をクリックし、申請を開始。
3.Login画面が現れるので、初めてワーホリ申請をする場合は、『Create an ImmiAccount』より新規アカウントを作成。
4.アカウント作成後、登録メールアドレスに確認のメールが届くので、そのメールに記載されているURLにアクセスし本人認証を行う。(メール受信から28日以内に行わなければならない)
5.本人認証が完了後、再度オーストラリア移民局の「Working Holiday visa」ホームページから『Apply Now』をクリック。
6.先ほど登録した『ユーザー名』『パスワード』を入力して『Login』する。
7.個人情報入力画面が現れるので、間違いのないように入力していく。
8.すべての質問事項に答え終えたら、画面上部にあるTransaction Reference Numberを控え、『Submit Now』ボタンを押す。
9.クレジットカード情報を入力し、『Submit』を押してビザ申請料の支払いを行う。
取得したビザの確認
ビザの進捗状況はWorking Holiday visaホームページの『My account』より、随時確認することができます。ビザが発給されると、Visa Grant Notification(ビザ発給許可証)がメールで届くので、プリントアウトしてパスポートと共に保管しておきましょう。
健康診断が必要な場合も
申請内容により健康診断が必要になる場合があります。健康診断の指示を受けた場合は、必ず指定された病院で受診するようにしましょう。
※これらの情報は随時変更されるので、申請前に必ずオーストラリア大使館やオーストラリア移民局のホームページで最新情報をチェックしてください。
セカンドワーホリ
原則として、ワーホリビザは1ヶ国につき一生に一度しか使用できません。しかし、オーストラリアは例外で、1年目のワーキングホリデーで3ヶ月以上指定された地域で指定された仕事に従事しているという条件を満たし、その証明書(Form1263)を持っている場合は「セカンドワーキングホリデービザ」を取得することができます。このビザでは最大で2年間の滞在が可能になります。更に以下のようなことも可能になります。
- 同一雇用主の下で最高6ヶ月の就労(オーストラリア北部のみ一雇用主の下で最高12ヶ月間の就労が可能)
- 最高4ヶ月間の就学・トレーニング
税金に関して(2016年9月20日時点)
ワーホリビザ所持者は税務署から「非移住者」扱いになります。非移住者の所得税率は年間80000AUD以下の所得がある場合。一律32.5%となります。例えば年に10000AUD稼いだ場合、3250AUDは所得税として納めることになります。
しかし、オーストラリアに6ヶ月以上滞在し、そのほとんどを同じ仕事・同じ場所で過ごすなど一定の条件を満たした場合、税務上「居住者」扱いとなります。移住者扱いになると、タックス・リターン(確定申告)の際に移住者の所得税率で申告することができ、過払い分の税金が返金されます。確定申告は日本から税理士に頼むことができます。
課税所得(1年間) | 所得税率(移住者の場合) | 所得税率(非移住者の場合) |
---|---|---|
0〜18200AUD | 0% | 32.5% |
18201〜37000AUD | 19% | 32.5% |
17001〜80000AUD | 32.5% | 32.5% |
※2016年7月からワーキングホリデーをしている者は全員「非居住者」扱いになるというニュースが話題になりましたが、現在は延期され2017年1月まで再審議をするとのこと。渡航前には必ず確認するようにしましょう。
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費用
オーストラリアのワーキングホリデーにかかる費用を計算すると以下のようになります。
費用 | 1ヶ月 | 半年 | 1年 | 2年 |
---|---|---|---|---|
語学学校 | 1000〜1600AUD | 6000〜10000AUD | 12000〜20000AUD | 25000〜40000AUD |
ホームステイ | 1200〜1500AUD | 7000〜9000AUD | 14000〜18000AUD | 30000〜35000AUD |
アパート | 500〜700AUD | 3000〜4000AUD | 6000〜8000AUD | 12000〜16000AUD |
食費 | 400〜500AUD | 2500〜3000AUD | 5000〜6000AUD | 10000〜12000AUD |
準備
渡航半年〜1年前にするべきこと
- 渡航計画書の作成
- エージェントに連絡する(エージェントを利用する予定の場合)
- 滞在先の都市を決定
- 語学学校の資料を請求する(語学学校に通う場合)
- パスポートの取得
- ビザの申請
オーストラリアの語学学校は、弊社の運営する『Langpedia』から予約することもできます。
渡航1ヶ月〜3ヶ月にするべきこと
- フライトの予約
- 滞在先の決定
- 海外旅行保険の加入
- 荷作り
ホームステイ先は、弊社の運営する『Langpedia』から予約することもできます。
まとめ
留学と比べると少ない手続きで渡航することができるのがオーストラリアのワーキングホリデーの特徴です。また、滞在中に収入を得ることができ、費用を抑えて留学できるのも大きな魅力の一つです。これからワーキングホリデーを検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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