タイで「やってはいけない」こととは?タイに来る前に知っておきたい7つの心得
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「微笑みの国」と称されるタイ。その名の通り、タイには優しくておおらかな人々がたくさんおり、訪れたらきっと楽しい思い出もたくさんできるでしょう。しかし、日本と異なる文化やタブーもいくつかあります。ここでは、タイに来られる際に注意しておきたい点についてご紹介します。
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1.タイ人の生活習慣に関するマナーと注意点
女性はお坊さんに触ってはいけない
敬虔な仏教国であるタイでは、お坊さんは社会的にも尊敬される立場にあります。お坊さんには敬意を払いましょう。また、タイでは女性はお坊さんに触ってはいけないというルールがあります。気をつけましょう。
公の場で王室を批判してはいけない
王室を大切にするタイでは王室関係の悪口などSNSに投稿したり人前で王室を批判すると侮辱罪や王室不敬罪となり逮捕される可能性があります。また、タイ人は8:00と18:00に国歌が流れた瞬間、みな立ち止まり国や王様に感謝と忠誠を誓うので注意しましょう。
頭を触ってはいけない
タイでは人の頭を触ることがタブーとされています。いくらかわいい子がいても頭をヨシヨシとなでるのはNGです。
人前で怒ってはいけない
タイ人は基本的におおらかで優しいですが、人前で怒ったり、怒鳴られることを嫌がります。特に仕事関係でタイにこられる方はこの点に注意しましょう。これをやってしまうと一気に信用を失います。
左手と足の裏は不浄とされている
タイでも左手は不浄とされています。もし食事を手でする場合は、右手を使いしょう。同じく足裏も不浄とされているので足裏を仏様に向けたり目上の方に足裏を見せるようなことはしないよう気を付けましょう。人の足をまたぐのはもってのほかです。
トイレットペーパーを流してはいけない
日本人はすぐトイレットペーパーを便器に入れてしまうので注意しましょう。タイのトイレットペーパーは日本みたいに水に溶けませんし、詰まる原因になるので便器脇のゴミ箱へ捨てましょう。
2.食事に関するマナーと注意点
食事の際のマナー
タイ人はスプーンは右手、フォークは左手を使ってます。ラーメンなどは右手に箸、左手にレンゲを持ちます。また、お茶碗を持ち上げたり、器に口をつけて食べるのはあまりよろしくないです。
屋台での注意点
屋台に行った場合、基本、お皿などは使う前に軽くティッシュやウエットティッシュで拭くことをおすすめします。洗ってはありますが本当に綺麗かどうかわからないので。
日本人は残すのがタブーという概念がありますが、屋台で提供された飾りの野菜や貝類は食べないように気を付けましょう。食あたりになる可能性があります。
水道水は飲めない
水道水は飲めませんので水を購入しましょう。7〜25バーツ程度です。
宗教の関係上牛肉がNGの場合も
タイ人は仏教の関係で牛肉NGな方もいらっしゃいます。一緒に食事をする際は気をつけましょう。
3.チップの習慣
タイでは強制ではありませんがチップを渡す場面が多いです。上記でも説明しましたが、サービスチャージが含まれる場合は支払う必要はありませんが、支払いしたおつりの端数(小銭)や100バーツ程度が最近の相場です。
以前チップで20バーツを渡していた方がいましたが、それはかなり前の時代で、今や20バーツで屋台のラーメン1杯すら食べられませんので恥をかかないよう相場は抑えておきましょう。
ゴルフをした場合、キャディーさんに支払うチップはアシスト具合にもよりますが相場は500バーツからです。
4.アルコール販売には制限がある(禁酒日)
以前「お酒の購入ができない「禁酒日」とは?タイのお酒事情」でもご紹介しましたが、タイは法律上11:00〜14:00、 17:00〜24:00以外の時間帯は酒類の販売が禁止されているため購入することができません。
また1年のうち数回(仏教関連の祝日や選挙前日など)はお酒を購入したり提供できない禁酒日というものが存在します。タイ人、外国人関係なく適用されます。
軍事政権の関係で突然発令される場合もあるのでタイに来る前にチェックしましょう。
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5.エアコンが効きすぎている場所が多いので長袖持参は必須
タイは基本的に暑い国です。暑い国なので、涼しい場所へ案内することはおもてなしとされています。そのため、電車、ショッピングモール、オフィスなどはエアコンが強く効いていて非常に寒いです。設定温度が18度〜20度とかは普通です。
ですので、お出かけの際はエアコンを考慮して上着を持参することをおすすめします。
6.意外と多い「全席禁煙」
タイのショッピングセンターやレストランなどは、ほぼ全席禁煙です。ホテルは一部喫煙フロアや喫煙室があるところもありますが全館禁煙に諸条件を切り替えるホテルも増えてきております。
愛煙家がまだまだ多い日本人ですが、タイにきたらかならず所定の位置でタバコを吸うようにしましょう。違反すると罰金(2000バーツくらい)取られますのでご注意を。
7.観光での滞在の場合、一定の条件を満たせば消費税が還元される
タイのお店で何か商品を購入すると付加価値税(VAT)7%が上乗せされます。さらに、ホテルやレストランなどでは定価+VATに加えて、サービスチャージ10%が上乗せされます。
しかし、観光でタイに訪問している場合、同日同一店舗で2000バーツ以上の買い物をした際は、7%の税金を帰国時に払い戻す「TAX REFOUND」という制度があります。レジにTAX REFOUNDの表記やデパートなどでは専用のカウンターを設けてある場所が多いです。
レストランやホテルでの会計時、レシートに「++」と記載があれば税金とサービスチャージが加算されているということになります。
詳細情報
タイ国政府観光庁 Web
まとめ
いかがでしたか?日本にはなかなかない習慣がたくさんあるかと思います。事前にタイのルールを知り楽しい時間を過ごしましょう。
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この記事を書いた人
2015年4月にタイ・バンコクに仕事のため着任しました!まさかの事情によりタイで転職活動をすることになり最近やっとあたらしい職場をみつけ落ち着いたアラサー女子です。韓国、中国、フィリピンと留学し(中国とフィリピンにおいては短期)20代の最後をなぜか まったく自分の人生プランには描かれていなかった タイ バンコクでの海外生活をスタートすることになり奮闘中です。