切符はどうやって買うの?リヨンで交通機関を使う方法
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リヨンのレンタサイクルのVelo’Vが便利ですが、もちろん公共交通機関も発達しています。今回はメトロ(地下鉄)、バス、トラム、ケーブルカーについてご紹介します。
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リヨンの交通機関の料金は一律
リヨンの交通機関はすべてTCLという会社によって運営されており同じタイプの乗車券を利用できます。乗車券は自動券売機で買うと1枚1.80ユーロ、バスで運転手から直接買う場合は2ユーロで、1時間内であれば乗り降り・乗り換え自由です。電車、バス、レンタサイクル、全て同じ料金です。
また、週ごと、月ごとの定期もあるので学校や会社がある方はその方が断然お得です。学生だと通常料金の半額ほどの定期もあります。私はVelo’V(レンタサイクル)を使うことが多いので、10枚の回数券(個別で買うより2ユーロ程お得)を購入しています。
路線図は案内所でもらえる
路線図は乗り場近くの案内所でもらうことが可能です。またTCLのウェブサイトhttp://www.tcl.fr/では路線検索ができるようになっています。
切符の買い方
続いて切符の買い方をご紹介します。
1.言語を選択する
メトロやトラムの乗り場近くにある券売機を見つけたら、まずフランス語か英語を選びます。手元のローラーを回して右の緑のボタンを押して選択します。
2.切符の種類を選択する
上から1日券、1回乗車券、通常料金の10枚回数券、学生などの割引回数券、2時間フリー券、19時からその日の最終電車まで有効の券、家族用10枚回数券となっています。
3.支払い
支払いは現金かカードが可能です。カードは投入口に入れると暗証番号を入れるように表示されます。支払いが無事済んだらレシートが必要か聞かれるのでこれも必要なら右の緑ボタンを、不必要なら左の赤ボタンを選択します。
切符を改札などに入れるのを忘れずに!
乗車の際、メトロなら改札、バスなら運転手近くの機械、トラムであれば乗車口付近にある小さな機械に切符を入れて日付、時間を印字させるのをお忘れなく。これをしないと無賃乗車扱いになってしまいます。
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リヨンで利用できる交通機関
続いて、リヨンで利用できる交通機関をご紹介します。それぞれの特徴を見ていきましょう。
メトロ(地下鉄)
リヨンの地下鉄ネットワークは現在4線からなり、私のよく利用するD線は3両編成とこじんまりしており、座席もヨーロッパでは珍しい日本と同じ長椅子タイプです。
メトロは車内アナウンスも駅ごとにあるので安心です。私がパリから来た当時びっくりしたのがその清潔さ。駅構内にホームレスがいないし、異臭もなし、ゴミも落ちていない。同じフランスとは思えないほどの違いです。
バス
109路線からなるネットワークは、バス専用路を走るためとても快適です。また、パンタグラフと電線を使用したトロリーバスもあります。路線によっては2両編成だったりと、市民の足としてリヨン中を駆け巡っています。
トラム
T1〜5の5線からなる路面電車は、滑らかに市内を走る近未来的なフォルムが斬新です。パールデューやコンフリュエンスなどの大型ショッピングモールへ行くときにとても便利です。
また、市内から離れたイケアやオーシャン(フランスの格安チェーンスーパー)へのアクセスも簡単ですよ。
ケーブルカー
リヨンに来てまず目に入る、丘の上に立つ大聖堂とタワー。果たして頂上まで歩いて行けるかしら、と不安になりますが、ご安心を。ケーブルカーが旧市街から出ています。
他の交通機関と同じ乗車券で乗れるのも楽です。ふもとから頂上まで約5分、到着後は美しいノートルダム大聖堂や近くから望めるリヨンの街並みを堪能してください。
到着予想時刻の掲示板が便利
それぞれの交通機関に共通しているのが、一部のバス乗り場を除き、次にいつ来るか知らせてくれる掲示板があること。これは日本の次は何時に出発、という表示より明確でいつも重宝しています。
まとめ
いかがでしたか?ちなみに、バス内や地下鉄の駅では、TCLの職員が頻繁に乗車券所持の確認をしています。万が一有効な券を持っていない場合は、最大90ユーロの罰金が課されますのでご注意ください。
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この記事を書いた人
日本でグラフィックデザイナーとして働いた後、ワーキングホリデービザで芸術大国フランスへ。パリで数ヶ月バイトをして貯めた資金で旅行三昧、現在は念願のリヨンで暮らしています。
http://freu.megabus.com/default.aspx