アリゾナ州フェニックス郊外テンピ市にメインキャンパスがあるアリゾナ州立大学（以下ASU）には複数あるキャンパスの合計生徒数は8万人以上です。メインキャンパスであるテンピには5万人あまりの学生が在籍しており、日々勉学に励んでいます。ASUでは一年生（freshman）はどこかの寮に住まないといけない決まりになっており、大部分の学生は学内にあるカフェテリアを利用します。そこで、今回はASUの学生を支えている4つの食堂を紹介します。

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１．Pitchfork Dining（ピッチフォークダイニング）

Pitchfork DiningはASUテンピキャンパスの中でも最も核となる建物「Memorial Union（以下MU）」にあります。MUには銀行、学生センター、インフォメーションセンターなどのオフィシャルな場所や、ボーリング場、ビリヤード場、卓球場などの遊び場もあります。

金曜日になると、これらの遊び場は無料になり、たくさんの生徒がMUに集まります。そんなMUの1階にあるPitchfork Dining ではまさにアメリカンな食事を取ることができます。ピザ、ハンバーガー、フレンチフライ、サンドイッチ、サラダバーは毎日共通のメニューです。日替わりのメニューで肉類が出てきます。

２．Hassayampa Dining（ハサヤンパダイニング）

Hassayampa Dining roomは学生寮「Hassapampa」の1階にあり、主にこの寮に住んでいる学生がここで食事を取ります。固定のメニューは基本的にはPitchfork Diningと大きく変わらず、アメリカンフードです。しかし、Pitchfork Diningと違うところは茹で野菜や野菜の炒め物などが出るところです。

日本食やアジアの食べ物は出ませんが、味はPitchfork Diningよりも良いとアジアからの留学生に評判です。更に、夏休みや冬休みなど長期休暇になると多くのダイニングルームが閉鎖しますが、Hassayampa Dining roomは営業しているので重宝されます。

３．Manzanita Dining room （マンザニータダイニング）

Manzanita Dining roomもHassayampaと同じように学生寮の1つです。大学の北側に位置し、ASUのアメリカンフットボール部のホームグラウンドであるSun Devil Stadiumの近くにあります。基本のメニューはPitchforkとHassapampaと変わりません。

Manzanita Diningの特徴はアジアの食べ物のコーナーがあると言うことです。カレーテイストの炒め物や中華風の料理が出るときもあります。ここまででもわかるように、1、2、3の３つの食堂は基本的に同じで、場所が違うだけなのでMeal Planも料金は同じです。

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４．Barrett Dining room （バレットダイニング）

ASUの4つある食堂の中で一番人気なのがこのBarrett Dining roomです。他の3つの食堂とは根本的に違います。ピザやハンバーガーが食べられる点においては他の食堂と同じですが、パンバーガーのトッピングやピザの種類も豊富です。肉類では日替わりでステーキが出ることもあり、かなりおいしいです。

麺類のコーナーでは、焼きそばのようなものをスタッフの方が目の前で作ってくれます。8種類あるソースの中から選んで野菜は自分でトッピングします。味や種類も他のダイニングルームよりも勝っているので、Meal Planの値段も高いですがBarrett Dining roomは一番のお勧めです。さらに、Barrett Dining Roomは食事を取する部屋がハリーポッターをイメージして作られているので、私が最初に入ったときは感動を覚えました。

ASUのMeal Planの特徴

1、2、3番のダイニングルームは基本メニューが同じなので、料金も一緒です。また、1、2、3どれかのMeal Planを持っていると3つのカフェテリアを利用することができます。しかし、4番のBarrett Diningは他の3つの食堂よりも高級なので、別のMeal Planを購入しなければなりません。逆に、Barrett Diningの無制限Meal Planを持っているとすべてのカフェテリアを自由に利用できます。

最後に

ASUの食堂は4つありますが、かなりアメリカンな食事を取ることになります。日本人の留学生の中には口になかなか合わずMeal Planをやめてしまい、結局自炊をする人が結構います。アメリカンフードが大好きな学生はいいですが、Meal Planを買わずとも1回10ドルで入れるので、たまに友達と行くくらいでもいいかもしれません。