両手で渡してはダメ?世界で正しく使いたいジェスチャーの使いこなし術
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留学先で出会えるのは現地の人たちだけではありません。同じように留学に来ている世界各国の留学生とも交流できるのが、海外留学の醍醐味です!留学という限られた期間内に世界中の留学生と友達になって、帰国後もずっとつながっていられるような関係を築きたいですよね。そんなとき、あなたと留学生とのコミュニケーションをより円滑にするのがジェスチャー。国によっていろんな意味をもつジェスチャーを、留学先で使いこなす方法をご紹介します。
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留学先で世界中の友達を作るための、正しいジェスチャーの使い方
この記事では、数あるジェスチャーの中でも日本人が特に使いやすく、かつ配慮が必要なものをお教えします。
OKサイン
ローラさんがかわいらしく使うイメージの「OK!」。親指と人差し指で輪っかを作るジャスチャーです。世界の多くの国で通用するサインではありますが、フランス、中東、地中海諸国、南米の人たちに使うのは注意が必要!相手を侮辱する言葉「fuck you」を意味してしまいます。また、中国などではお金の意味を表します。日本でも、上下を逆にするとお金を意味するのと似ています。中国の相手にはやらしいお金の意味に捉えられてしまわないように気を付けましょう!
親指立てるグッドサイン
日本を含め、アメリカ、ヨーロッパではいい意味で使われる代表格の「グッドサイン」。しかしギリシャ、中東では侮辱する意味をもっています。何かの感想聞かれた時に思わず親指を立ててしまわないように気をつけて!
手招き
日本人にとってなじみの手招きは、手の甲を上に向けて手の先を動かすジェスチャーです。招き猫も手の甲が上ですね。アジア、ロシア、ギリシャやイタリアなどの地中海地域では共通して使えます。でもこれ、アメリカや地中海圏以外の欧州ではまったく反対の「あっちいけ」の意味になってしまいます。海外では手のひらを上向きにして「こっちに来て」と笑顔で友達を呼ぶのが安全です。また、先ほどはアジア共通と述べましたが、フィリピンに限っては、手招きは犬に対してするものなので、人に対してはやらないようにしましょう。
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ロシアで物を両手で渡したらだめ
ちょっと番外編ですが、日本では大切なものを誰かに渡す際に両手で持つことで丁寧さを表しますよね。私のベトナム語の先生も以前、「ベトナム北部ハノイでは贈り物はきちんと両手で持って誠意を表す」と話していました。現地の友達に確かめてみたところ、本当でした!!きっと多くの国でもそうなのではないか…ついそう思っていたら、ロシアがそうではありませんでした!ロシアの人たちにとって、両手で物を渡す人は「片手で物を持てないような子供のよう」と、幼く思えしまうそうです。
「いいえ」の意味で手を振る
日本でよく見るお会計での風景、「カードのご利用はありますか?」「(いいえ)」←この場面で、手のひらを垂直に立てた状態で軽く振ることで「いいえ」を伝える人、結構いますよね。でもこれ、海外だと「臭い」の意味になってしまうことが多いです。「臭い」なんて面と向かって言われたら傷ついてしまいますね。癖になってしまっている人は留学前に直しましょう!
裏返しのピースサイン
手の甲を前に見せてピースするポーズ。写真を撮るときに思わずやってしまう人もいるのでは??実はこれ、ヨーロッパや南米諸国では侮辱的だったり下品な意味だったりします。いつまでも大切な思い出として残したい、留学中の友達との写真。こんな失敗をしないように気を付けましょうね。
最後に
ジェスチャーには注意すべきことも多い反面、みなさんの留学中のコミュニケーションを助けてくれる大きな味方になります。また、世界中のジェスチャーの違いを理解することは、世界中の文化、価値観を理解することでもあります。これこそ留学の大切な姿勢ですよね!ぜひ正しいジェスチャーの使いこなし方をマスターして、世界中にたくさん友達を作りましょう!
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この記事を書いた人
早稲田の文化構想学部。ベトナムのボランティア団体に所属。ベトナムの食文化や人々の温かさが大好きです。東南アジアの文化に興味がありますが、大学生のうちに英語圏での経験もつみたいのでオーストラリア留学を計画しています。