スランプから救ってくれたオーストラリアのプロの英語講師が教えてくれた学習方法

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オーストラリアの高校に留学中、ある日を境に全く英語力が上達しないスランプにはまりました・・・。その時に、一人の先生からのある勉強法を提案されました。実際にその勉強法のおかげで、私の英語力はぐんぐん伸びていき、オーストラリアの大学に進学できました。今回は、その勉強法を共有します。

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「英語力アップ」は誰もが気になる話題の1つだと思います。かく言う私もその1人です。英語力をもっと伸ばしたくてオーストラリアに高校留学をして、現在はオーストラリアの大学に通っています。

高校留学の時の話です。ある程度の英語力は身に付いて後に、全く英語力が伸びない壁にぶつかりました。特にライティングが伸び悩み、とても苦労しました。私は1人の先生の指導によって、大スランプの状況から打開できました。今回は、この先生から何を教わったのか、皆さんに紹介します。

先生との出会いは高校最後の年・Year12(高校3年生)です。私はオーストラリアの大学に進学を希望していました。そのため、QCS(Queensland Core Skills Test)と呼ばれるクイーンズランド州の高校生が進学のために受ける試験に向けて準備していました。(日本で言うところのセンター試験のようなものです)

QCSの成績次第で入学できる大学が変わります。クイーンズランド州の高校生にとってQCSはとても大事な試験です。留学生の私には、オーストラリア人と同じレベル条件でテストを受けないといけないため、語学力の面でハンデがあります。そこで私の高校は外部からプロの先生を雇い、マンツーマンの英語レッスンを用意してくれました。

この先生が教えてくれた特別な勉強法によって、私は1番苦手であったライティングが得意な分野に変わりました。いよいよ、その勉強法を紹介します!

英語で日記を書いてみよう

英語で日記を書いてみよう

「毎日英語で日記を書きましょう」と宿題が出されました。1日の終わりに英語で日記をつけるのです。楽しかったことや、辛かったこと何でも大丈夫です。これは私も留学前に毎日やっていました。1つ大きく違ったことは「1日1個は新しい単語を使う」というルールの上で英語日記を書くことでした。

ある程度まで英語力が伸びると、自分の知っている単語を使えば色々と説明できるようになります。なかなか語彙力が増えないのです。これが私の1番の課題でした。(特にスピーキングやリスニングが得意な人が抱えやすい課題です)

極端な例で言えば、「買う」という表現に「Buy」ではなく「Purchase(購入する)」を使うなど、できるだけ新しい単語を使います。新しい単語を普段の日記に加えることで頭に残りやすく、覚えやすくする効果の学習法でした。

英単語を暗記してもすぐに忘れてしまうというのは、実際に使っていないからです。例文にして1度でもその単語を使えば、効果が全く変わることを体感しました。実際に私の語彙力はぐんぐん伸びました。ライティングを書く時に同じ単語を使わず、深みのある文章が書けるようになりました。

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本の辞書を使ってみよう

本の辞書を使ってみよう

単語の意味を調べる時、できるだけ本の辞書を使うように先生に勧められました。知らない単語が出た時は、電子辞書は使わず地道に紙の辞書で調べるようにしました。とても効率が悪いと思っていたのですが、この方法で調べていくうちに「時間をかけた方が記憶に残りやすい」ということに気が付きました。

普段の授業でも、先生が1つの話題で長く話をすると記憶にも残りませんか?英単語を覚える時も1つの単語に多くの時間をかけることで覚えやすくなります。一見、非効率的に思えることでも実は効率的なこともあると、この本の辞書を使う勉強法を通じて分かりました。「急がば回れ」とことわざがありますが、英語の勉強もじっくり時間をかけて毎日の積み重ねが大事です。

意見文を書いてみよう

意見文を書いてみよう

海外の課題やテストでは、自分の意見をいかにまとめることできるか、を重視します。自分の意見文を書く練習も非常に大事です。そこで先生から自分の興味がある分野について意見文を書く宿題が出されました。

当時、私は政治や日本経済に興味がありました。自分がどう思うか、どうしていくべきだと思うか、について書きました。最初は一貫性のない意見文だったのですが、書いて行くうちに自分の意見に芯が通り、説得力のあるものが書けるになりました。

ランダムで書くのではなく「自分の好きな分野について書く」ことが、楽しみながら学習できる1つのポイントだったと思います。極端に言えば、One Directionが好きな人は、なぜOne Directionが素晴らしいかという意見文を書くのも1つです。

この意見文に関しては、他人のアドバイスが必要になります。家族、友人、学校のALTの先生やインターネット上で質問するなど、書いた意見文に対してアドバイスを求めてみましょう。英語の文法や単語、言い回しなど様々な面から英語力をもっと伸ばすことができます。

いかがでしょうか?
先生から教わったこの学習方法のおかげで、進学のためのテストだけでなく、入学後の課題のレポート、エッセイもほとんど苦にならない力を付けることができました。英語の勉強法は英語のプロフェッショナルに聞くのが1番です。

もし良ければ、ぜひみなさんも試してみてください!

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この記事を書いた人

YUYA
YUYA

オーストラリアに留学中のYUYAです。中学3年の冬、日本を離れオーストラリアの公立高校へ3年間通い、今は、ゴールドコーストの大学に通っています。もっと多くの方に、海外や留学の魅力を伝えれるよう留学ブログとSekai To Japanというコラムサイトを運営中です!

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