理系の大学院へ進学を考えている人に伝えたい3つのこと
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もしあなたが少しでも数学や物理が得意であったり、それらの学問に興味があれば、ぜひ勉強を続けてください。そしてその興味を失わずにいてほしいと思います。数学的思考は必ずあなたの今後の糧になります。今回は理系の大学院へ進学を考えている人へお伝えたいことをご紹介します。
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1.海外の大学院は返済不要の奨学金制度がある
最近は日本でも、親の収入による子供への教育の格差や、奨学金の返済に困窮することが話題になっているかと思います。
お金に関して、海外の修士課程以降については返済不要の奨学金、またはグラントマネーを獲得して学費を含めた給与(生活費に当たるお金)を受け取ることができる大学があります。金額は国や大学によってもちろん違います。
大学から海外に出てしまえばその延長になりますが、日本の大学を卒業後に頑張ってアプライすることも可能性の一つです。注意すべき点は、国や大学によって日本の学士の資格がどう扱われるか?ということです。
アメリカの映画監督、マイケル・ムーアの「Where to Invade Next」というドキュメンタリーで諸外国の大学の学費についても触れていてとても興味深いです。
2.英語は重要、とにかく英語の勉強を
海外のアカデミアの世界はとにかく英語です。文献を読むのも、論文を書くのも、同僚と話すのも、カンファレンスで発表するのも全て英語です。インターネットの英語のページやウィキペディアを例にとっても、英語と日本語のページのそれとは大きな差があります。また英語の素養があるとラテン系言語への導入は格段に違ってきます。
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3.PCは絶対に所有し、慣れ親しむべき
スマートフォンがあれば大抵のことは調べられますし、今は敢えてPCを買わないという方もいるかもしれません。ですがPCは絶対に所有して欲しいです。物理系ではプログラミングの能力も重要になってきます。
最後に
文系、理系の区別は果たして広義の意味でどうなんだろう?とも思いますが、とりあえず分けて考えようと思います。
数学が好き、数学はどうしても苦手、というのはその人の元々の素質で決まってしまっているようにも思えるので、全ての人には当てはまらないかもしれませんが、ほんの少しの人でも海外の理系大学、大学院に興味がある方、もしくはこれから進学を控えているお子さんがいる親世代の方にも、理系の持っている可能性がより広がることを願います。
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この記事を書いた人
科学や学問には一切無縁の私ですが、夫が再び研究の道に戻りこの地に至ります。私自身こんな世界もあるんだ!と感じている海外物理系アカデミアを超普通の人の視点からお伝えしたいと思います。
http://masjapones.com/