マドリードでお勧めのデパートやスーパーマーケットは?マドリードの日用品ショッピングガイド<前編>
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マドリードに引っ越してきて家も決まったけど、「日用品がない!」「明日からの食事はどうしよう!」とお困りの方はいませんか?そんなマドリード初心者の皆さんのお役に立てるように、日常的な買い物に便利な店舗をまとめてご案内します。前編では、マドリードのデパートと主なスーパーマーケットをご紹介していきます。
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※筆者の個人的経験及びリサーチに基づいての記述が含まれますので、一部主観的になる可能性があることを予めご了承ください。
El Corte Inglés
スペイン唯一のデパートであり、小売り最大手なのがEl Corte Inglésです。町の至る所に店舗があるため、とにかく便利です。以前、競合他社を買収した経緯があることから、近い距離に二つの建物が建っていることが多く、その場合化粧品や装飾品等のファッション館と、書籍や電化製品のホビー館に分かれていることが多いです。化粧品や装飾品を始め、衣類、電化製品、キッチン用品、ペット用品、おもちゃと一通り揃っているので、何か購入するものがある時はとりあえずここへ行ってみるという方が多いです。
メリット
- 品数が豊富。スペインに出回っているメーカーはほとんど見つけることができる。
- 返品交換手続きが簡単。レシートを提出するだけで返品も交換もすんなりできる。
- 営業時間が長く「ほぼ無休」で営業しているので、非常に便利。
デメリット
- 日本の家電量販店やドラッグストアのような安さは期待できない。
- 店員がすぐ声をかけてくることが多く、はっきり断らないと結構しつこい。
Supermercado de El Corte Ingles / Supercor / Hipercor
デパート内付属のスーパー(Supermercado)、またその姉妹店的スーパー(Supercor/Hipercor)です。基本的にはどこも同じなのですが、若干規模や取り扱い商品が異なるのと、それぞれ個別にセールなどをしているので、同じ品物がSupercorではセール中でもHipercorでは通常価格ということがよくあります。
メリット
- 品数が豊富。スペインに出回っているメーカーはほとんど見つけることができる。
- エスニック素材やパスタ専門店、ブランド牛ハンバーグ等、なかなか魅力的な品揃え。
- 複数購入割引セールを頻繁にしている(二つ目70%オフ、三つ目無料、等)。
- ヨーロッパフェアや、TESCOとの提携など、興味を引く催しがたまにある。
デメリット
- 価格設定が安いとは言えない。特に野菜や果物など生鮮食品は非常に割高。
- 複数購入割引に目がくらむとあっという間に品数が増えるので、一人で買い物に行くと持ち帰りが不便。
Mercadona
Mercadonaはスペインで定評のあるスーパーです。日本の会社のように社内教育が充実していることでも有名。自社ブランド品が多く生鮮食品も新鮮でオススメですが、逆に大手ブランド製品の品揃えは悪い上、特に安い価格設定でもなく割引セールもしないので、あまりお得感はありません。日曜定休。
メリット
- 生鮮食品(野菜・果物・肉・魚)が安くて新鮮。
- 自社ブランド品が豊富で、低価格。
- プチプラコスメが充実している。
デメリット
- 品揃えが悪い。それぞれ自社ブランド品の他に、一社二社程度のバリエーション。
- セールはほぼしていない。たまに目玉商品が出るのみ。
Dia / La Plaza de Dia
スペインのスーパーDiaとLa Plaza de Diaは市内に店舗数が多く便利。全体的に価格設定が低めで、割引等も積極的に行っている印象があります。日曜日も営業しています。
メリット
- 大手ブランド製品を買う場合、市内最低価格で販売していることが多い。
- 自社ブランド製品が豊富で低価格。
デメリット
- 生鮮食品の鮮度があまり良くないことが多い。
- どこの店舗も、店内に洗剤臭が漂っていることが多い。
Carrefour market / express
Carrefourは日本にも一時期店舗があったフランスのスーパーです。コンビニのような小型店舗(express)から、ショッピングセンター内の大規模店舗まで様々で、大規模店舗では家電や衣類、文具などの取り扱いもしています。日曜日も営業しています。
メリット
- 自社ブランド製品を含め、品揃えは悪くない。
- 乳製品やパン類が安くておいしい。
- 他社のスーパーでは見かけないようなものがある。
デメリット
- 価格設定が特に低いわけではない。
- 市内の店舗数はexpressが増え、通常店舗が減っている印象。
LIDL
LIDLはドイツのスーパーです。小規模店舗が多く品数は多くありません。日曜日も営業しています。
メリット
- ハーブ入りソーセージ等、日本人になじみのあるソーセージの種類が比較的豊富。
- あまり見かけないメーカーの製品など、非常に安い製品がある。
- エスニック素材など、アジア食材が比較的多い印象。
- 他社スーパーでは見かけないようなものがある。
- 食品以外にも、文具や工具等生活雑貨も取り扱っている。
デメリット
- 全体的な品揃えがあまり良くない。
- 通常出回っている大手メーカー製品の取り扱いが少ない。
- 店舗数がそこまで多くない。
Caprabo / Eroski
CapraboとEroskiはDiaが160店舗を買収した結果、店舗数がぐんと減った印象です。※2016年4月現在、マドリード市内のほとんどの店舗がDiaへと変わってしまっているようです。
メリット
- SELEQTIAという高級自社ブランドはなかなか高品質。
- たまに期限間近の商品の割引をしている。
デメリット
- 店舗数が少ない。
Sánchez Romero
Sánchez Romeroは高級スーパーと認識されていますが、たまにセール品もあります。店内が明るく清潔で、店内の様子が日本のスーパーと最も似ており、日本人には好印象。
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Hiber
Hiberは100%マドリードの会社と謳っている(のでマドリード市民としては応援したくなる)が、店舗数が少ないです。日曜日も営業しています。
Simply market / city
Simply market / cityは市内に最近、小規模店舗が増えた印象です。日曜日も営業しています。
Alcampo
Alcampoは価格設定が低めなようですが、大型店舗で市内にはほとんど店舗がありません。日曜日も営業しています。
Ahorramás
Ahorramásは小規模・中規模の店舗が多い印象です。日曜定休。
ALDI
市内のALDIの店舗数は少ないですが日曜日も営業しています。
Hiper Usera
Hiper Useraもそこまで店舗数は多くありません。日曜定休。
La Sirena
La Sirenaは冷凍食品専門のスーパーです。日曜定休の店舗と、第一日曜だけ営業する店舗、毎週営業している店舗があります。
Dealz
比較的にDealzは新しいスーパーでまだ店舗数が少ないですが、ほぼ1,5€均一という格安店。中には2€、10€と別価格の品物がありますが、市場価格より安いことがほとんどです。イギリスの製品が多いのも魅力的。
最後に
いかがでしたか?後編ではショッピングセンターをまとめて紹介いたします。お楽しみに!
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この記事を書いた人
マドリード在住。7歳の頃、母音に「あいうえお」の5つしかないのが気になったことがきっかけで語学の道へ。猫好きが高じてか、本当にネコ(マドリード人の呼び名)になってしまった。夢は叶える!がモットー。