英語ネイティブがイラッと感じる英単語&言い回し5選
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映画の台詞やテレビでよく使われている英語表現、友人の話す癖などを何となく真似していませんか?今回はネイティブに聞いた「イライラとする英語の単語や表現」で、割と知られているものを5つご紹介します。皆さんも良く知っているものも入っているかもしれません!
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イラッと感じる英語
英語をテレビや映画や友人、家族から勉強していると、気がつかない間に「なんとなく」使ってしまっている言葉や言い回しがありますよね。あのシーンで女優さんがこう言っていたし、意味もなんとなく分かる、こんな感じかな?
英語が母国語ではない私たちには「完全にその言葉のニュアンス、響き」を把握するまでに物凄く努力と時間が必要です。イギリスでは「どんな英語にイライラする?」などのアンケートがありますが、ネイティブでもイラッとくる単語や言い回しがあるようです。
1.Yummy!
「おいしい!」と、そのまま受け止めて使っている方も多いかと思います。それにここイギリスでもSNS上で「A slice of carrot cake!.....mmm...Yummy!」(キャロットケーキ・・・うーん・・・・おいしい!)」などと投稿している仲間もたまに見かけますが、大人が使う表現としてはあまり好ましくないようです。
これは大人が子供に向けて「おいしいよー、ほらね!Yummy!」などと話しかける分にはおかしくないのですが、アンケートの答えでは「これ、すごくイライラするの。8歳の子供に話しかけてるんじゃないんだから!」、「大人が使うと凄く違和感を感じるわ。子供っぽい表現で好きじゃない。」、「デートした女性に言われたらがっかりするなあ。」などの意見がとても多く見られました。
この場合は、きちんと「It is delicious.」と言いましょう!
2.My bad
「Hey, why didn't you call me last night?(どうして電話してくれなかったのよ?) 」
「My bad. I completely forgot.(ごめん、すっかり忘れたんだ。)」
このように相手から何かを責められたり、自分のミスや不注意を咎められたりした場合に「すまん」、「ごめん」と軽い「謝罪」の意味として使われます。ですが、会社などでも頻繁に使う人もいるようでアンケートの答えには、「かえって真意が感じられないから大人気なく聞こえるんだ。」、「余計にイラっとくるわ。まともな謝り方をする場合をわきまえてほしい。」と、不人気だったそうです。
ちなみに、とても親しい友人たちと飲んだ時に、「あー!お前俺の服にビールこぼしたな!」、「Sorry mate, my bad.」などと使う場合もありますが、このように場合や使う相手によっては「I am very sorry.」などの方がかえって堅苦しく聞こえてしまう事もありますから難しいですよね。
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3.Whatever
これもとても不人気のようです。毎年不人気トップに必ず入ってしまうようです。
例えば口論をして自分に不利な展開になってきたときに、謝りたくないけれど負けを認めたくない時、
「Ok, man, whatever.(その後は無口でぶすーっとする、もしくは口論を放棄する。)」
などと使ったりします。
興味のない話題に対しても、
「週末ゆっくりできるわね、ディナーはりきろうかしら?何がいい?(こっちは楽しくて嬉しい)」
「Whatever.(そんなに重要?何でもいいけれどさ、という温度差が悲しい返事)」
人が自慢話や興味のない話をディナーの席で何分も話して、意見を求められた場合なども
「Whatever(どうでもいいんじゃない?みたいなニュアンス)」
アンケートの答えでは、「せっかく話しているのに馬鹿にされた気がするし、がっかりする。」、「興味がないのなら言えばいいのに、自分が空回りしているみたいだよ。」、「議論してたのに宙ぶらりんになった気がしてすっきりしないね。」
ちなみに、人の陰口などを話している人たちに電車などで遭遇すると、
「彼女ってこうなのよね、それであれで・・・oh, whatever(あーどうでもいいんだけれど、というニュアンス)」
などと使っていたりします。
4.You know
これもネイティブっぽく聞こえるからと使ってしまいがちですが、私もやっていました。ですが、相手をイラつかせるようです。特に「You know, what I mean?(私のいうことわかるよね・共感してくれるよね?)」などとくっつかれた日には大爆発なみに「イラッ」とする場合もあるそうです。ちなみに「I mean」も嫌いな表現に上がっていました。
会社などで言われるのはもちろん、TVのショーでも「You know what I mean?」をいちいちつけて反論する視聴者に、司会者が「君は私が能無しだと思っているのかい?」とばっさり。
アンケートでは「たまにはいいのよ、でも何度も繰り返されて癖みたいに言う人がいるとイライラする、はい、わかっていますよ!って叫びたくなるわ。」、「自分が正しいって分かっているのをいちいち主張されているみたい、私はあなたの信者ではないのよって皮肉りたくなっちゃう。」
5.LOL(メール、テキストで使われる「(笑)」という意味)
若い世代に良く見られるこれらのショートカットの文字の中でも、「LOL(laughing out loud。(笑)と同じニュアンス)」もあまり人気がないようです。
他にも、「知り合っていい感じだったのに、テキストにC u(See you)と書かれてあって幻滅した。」などという声から、大人が単語をきちんと使わずに省略するのはネイティブに見えるどころか「子供っぽい」と映る場合が多いようですから注意したいものですね。
まとめ
さて、今回もお楽しみいただけましたでしょうか。私もしっかり気をつけなくてはと思います。イギリスから皆様の留学生活を心から応援しています!
それでは、また次回にお会いしましょう。
See you later!Have a lovely day!
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この記事を書いた人
イギリスのロンドンはウィンブルドンに住んで9年目です。元ハリーポッターに出演していた夫(南アとオランダのダブル国籍です)と二人暮らしです。私がいっぱい涙が出るくらい恥ずかしい思いをしつつ経験してきた生活の知恵、英語の言い回し、イギリスの穴場やこぼれ話をお届けできたら嬉しいです。またBAFTAの試写会でのセレブリティーの写真もご紹介できたらと思います。