アメリカ人は机に足をのせる?!オバマ大統領に学ぶアメリカの4つの習慣
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アメリカでは寝る時以外は、ずっと靴をはいているという習慣があります。また、それに付随したいくつかの習慣もあります。アメリカのオバマ大統領の画像を例にあげて、色々なアメリカの習慣を見てみましょう。
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1.机の上に座る
よくアメリカのドラマや映画で、教授が大学の講義で机の上に座って話をしているシーンがありますよね。私自身はアメリカの大学に通った経験はないのですが、仕事でアメリカに滞在していた時に、上司が自分の机に座っているのを何度も目撃しました。
同僚に「やっぱり学校でもそうなのか?」と聞いたところ、小学校の先生はやらなかったらしいです。ある程度、対等の立場だと自然に机の上に座っちゃうとの事。アメリカでも平社員が社長に向かってはやらない行為らしいです。
2.足を組んで座る
アメリカでは、足を組んで座っても特にはしたない行為とは見なされていようです。仕事のミーティング中でも女子社員が普通に足を組んで座っています。日本では、ちょっと偉そうに見えたり、生意気に見える態度ですよね。
アメリカだと就職の面接の際でも足を組んでいる事は減点の対象にならないようです。オバマ大統領に対しても足を組んでインタビューしているリポーターがいますからね。アメリカでは特に失礼な行為だと受け取られないみたいです。
ちなみにフィリピンでも、真面目なニュース番組で、足を組んだアナウンサーがニュースを伝えたりしています。
3.机の上に足をのせる
上の写真はスクープ写真ではありません。アメリカでは驚くべき事ではないみたいです。私が思うに、アメリカ人はそもそも、路面自体が汚いという認識が無いみたいです。バッグなども路面に直に平気で置きますし、芝生の上でも直接座ったりします。
道路が汚いという意識がないので当然、靴も汚いという意識がない訳です。むしろ裸足やソックスの方が汚いという意識があるみたいです。おそらく、靴のまま机に足をかけても嫌がられないと思いますが、靴を脱いでソックスで机に足をかけたら嫌がられます。
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4.握手は相手の目を見てしっかりと
相手が男性である場合は、割と強めに握るのが好まれます。力が入っておらずフニャっとした握手だと「自信がない」と勘違いされます。女性の場合は、軽くソフトに握手で大丈夫です。
それ以上に大事なのは、ちゃんと相手の目を見て握手することです。上の画像でも、ちゃんと見つめ合ってますね。さらには、軽く微笑む事ができれば完璧です。なかなか日本人には、最初は難しい慣れない習慣ですね。
基本的に目上の人が最初に手を差し出してから握手です。目上の人に対して、自分から手を差し出すのはNGです。相手が女性である場合も同様に、女性が手を差し出しだした後、こちらも手をすっと差し出すのがマナーです。
日本人の中には、握手したまま手を激しく上下に振る方がいらっしゃいますが、アメリカではちょっとみっともない感じです。軽く、一度上下する程度で十分です。
オバマ大統領は英国式のネクタイがお好き
アメリカの習慣の話ではありませんが、オバマ大統領がしているネクタイの話です。オバマ大統領はアメリカ柄のネクタイではなく、英国式のレジメンタル・タイをしています。
ネクタイを正面に見て柄のラインが右上がりですよね。これは英国式のレジメンタル・タイの特徴です。もとはイギリス軍連隊旗の縞柄であり、連隊ごとに色や柄が違ってきます。同じく、オックスフォードやケンブリッジなどの名門大学も、それぞれ独自のレジメンタル柄をスクールタイとして用いています。
英国のウィンザー公の訪米後にアメリカでも人気が出るやいなや、米国のブルックス・ブラザーズが反対の左上がりのストライプで販売したところアメリカで爆発的に人気になったのです。ブルックスでは「レップタイ」と呼ばれています。
日本でも昔、ブームになった「アイビーファッション」。元々はアメリカ東海岸のアイビーリーグ8大学のファッションが発祥です。ネクタイはすべて左上がりのストライプです。
オバマ大統領は最初はアメリカ西海岸の大学でしたが、2年後からニューヨークのコロンビア大学に編入し、卒業してます。コロンビア大学はアイビーリーグ8大学の一つです。しかし、好んで英国式のレジメンタル・タイを着用しているシーンをよく目にします。
リンカーン大統領をはじめ、歴代のアメリカ大統領が愛したアメリカン・トラッドではなく、あえて英国スタイルのネクタイを着用しているようにも見えます。これはオバマ大統領の過去の古いスタイルにとらわれない姿勢、スローガン「Change」の一つの表れなのかもしれません。
まとめ
今回の記事で紹介した中で、日本人が特に気をつけるべきアメリカの習慣は「握手」です。日本人がアメリカに赴いて、いきなり机の上に座ることは無いでしょうからね。握手で始まり、握手で終わるのがアメリカです。
アメリカ留学をお考えの方は「しっかり相手の目を見て、しっかり握手」を心がけて、交友関係を広めてがんばってください。そして、新たなオバマ大統領のスローガンなのですが「Forward」飛躍、前進してください。
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この記事を書いた人
日本の大学を卒業後に、フランス、イギリス、アメリカを渡り歩き、気がつけばセブで生活をしている50代半ばのオッサンです。酒とビリヤードを愛する男。セブでは、日本人よりフィリピン人のほうが友達は多いです。ちょい悪オヤジになりきれない、か弱いオヤジ。今までの経験を通して、私らしい情報発信ができれば幸いです。