【ジュニア留学/ヤングラーナーズ留学】 小中高校生の短期留学なら絶対YLプログラムがおススメ!
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学校の春夏冬休みを利用して海外留学をしてみたいと考えている小中高校生は多いと思います。各国の語学学校では、サマーキャンプなど小中高校生を対象にした短期プログラムが昔から開講されており、毎年、世界各国の小中高生が参加しています。最近では夏に限らず、春休みと冬休みの期間に開催されるプログラムも増え、小中高校生対象の短期プログラムは総称して「ヤングラーナーズプログラム(Young Learners Program)」と呼ばれています。
この記事では、ヤングラーナーズプログラムについて解説します。
ヤングラーナーズプログラムとは?
ヤングラーナーズプログラム(Young Learners Program:以下「YL」)は、小中高校生の春夏冬休み期間に開催される短期留学プログラムで、昔から世界各国の語学学校で開催されてきました。
大人向けの一般コースと違う点は、外国語の向上だけが目的ではなく、同年代の留学生との国際交流や異文化体験、国際感覚を養うことも大きな目的となっています。

▼滞在方法
「サマーキャンプ」「ウィンターキャンプ」というプログラム名が付くことが多々ありますが、本当に自然の中でキャンプをする訳ではなく、滞在方法は、ホームステイか寮になります。
寮は語学学校が所有・提携している寮の他に、大学の学生寮に滞在するプログラムもあります。
春夏冬休み期間は、大学は休みとなり大学生も家に帰るため、その間、語学学校が大学の施設を借りてYLを開催しているのです。
イギリスやアイルランドの大学の学生寮は、ハリーポッターのホグワーツを彷彿とさせるような由緒ある学生寮も多く、ハリーポッターファンの中高生に特に人気です。
寮の部屋は数人との相部屋で、バスルーム・トイレは共有です。
個室が選べる場合もありますが、数が限られる上、料金も高めになってしまうので、個室を希望する場合はホームステイがおススメです。

▼プログラム内容
「半日英語レッスン+半日アクティビティ」という構成が主で、常に先生・スタッフ・ホストファミリーが同行し、24時間体制で安全管理がなされています。
親御さんたちも安心してお子様を送り出すことができる体制が整っています。
アクティビティは、みんなで観光スポットに行ったり、ビーチアクティビティやハイキング、料理、映画、スポーツ、ゲームなど、英語(現地の言語)を使って、皆で楽しめるような内容になっています。

YLは、暇をしている時間がないくらい、とにかく毎日イベントが盛りだくさんの充実したプログラム構成になっています。
日本人が少ないYLはねらい目

昔から開催されてきたYLですが、ここに日本人学生が参加することは稀で、ヨーロッパや南米、東南アジアの学生が主な参加者でした。
その理由として、
・夏のYLは欧米の夏休みに合わせて6月後半~7月末に開催されることが多く、日本の夏休み時期とずれるため、参加しにくかった
・日本の留学エージェントがYLを紹介してこなかった
というのが、大きなところではないかと思います。
その傾向は今でも変わらないのですが、ここ数年、少しずつ、YLに参加する日本人も増えてきたように思います。

「私が10代だったら、絶対YLに参加したい」
という学校スタッフは本当に多く、YLに力を入れている学校は、どんどん増えています。
どのYLにも日本人参加者は少ないので、「同じ国出身者同士で固まって英語を全然使わない」ということも起こりにくく、英語力向上、国際交流にはもってこいの環境が揃っています。
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英語力初級だけど、大丈夫?

一般的なYLは、学校初日もしくは渡航前に英語力を計るPlacement testがあり、英語レベルに応じてクラス分けされ、英語レッスンは各学生のレベルに適したクラスで受講します。なので、英語力初級でも、まったく問題ありません。
アクティビティは、英語力に関係なく皆で行いますが、初級レベルでも、クラスで学んだ英語を使ったり、身振り手振りを交えながら他の学生とコミュニケーションを取る学生がたくさんいます。
大人向けの一般英語コースのように勉強がメインの留学となると、クラスで英語が分からないと辛く感じてしまうこともあるかもしれませんが、YLの場合は国際交流・文化体験も大きな目的となりますので、英語力初級の方、英語力に自信がない方にこそ、むしろおすすめです。

留学全般にも言えることですが、特にYLで大切なのは、積極性とポジティブ思考です。
日本人留学生は一様にSpeakingが苦手な傾向にあり、他国の留学生がよくしゃべることに気後れしてしまいがちです。その一方で、日本人の中高生の文法レベルはかなり高いです。そこに自信を持って、間違えは気にせずに、積極的に他国の学生とも交流してみてください。
演劇、リーダーシップ、スポーツ、サイエンス、英語検定…英語+αコース
「半日英語レッスン+半日アクティビティ」というのが、YLの主なプログラム構成ですが、専門分野に特化したYLもあります。
このようなYLには、参加に英語力の条件がある場合が多いため、英語力中級以上の方、既に通常のYLを体験した方にお勧めです。
▼英語+専門分野YL
半日は英語レッスンを受け、残りの半日は、演劇やダンス、スポーツなど、自分が興味ある専門分野を学びます。
専門分野のクラスには実績のある講師が呼ばれたり、演劇やダンスで有名な大学の施設内で実施されたりと、本格的に学べる内容になっています。
例1:Irish College of English(アイルランド・ダブリン郊外)
英語+乗馬
毎年7月上旬に2週間のYL向け「英語+乗馬サマーキャンプ」が開催されています。乗馬未経験者~上級者まで参加可能です。

英語+セーリング
毎年7月中旬に2週間のYL向け「英語+セーリングサマーキャンプ」が開催されています。セーリングは週に2回行います。セーリング経験者はもちろん、未経験者も参加可能です。毎年の参加者の大半は、このサマーキャンプで初めてセーリングを体験します。

例2:Kings Longon(イギリス/アメリカ)
リーダーシップ(イギリス・ロンドン)
University of London内で開催される英語力中級以上の方向けのコースです。2週間のコースが7月に2回開催されます。英語のレッスンを受けるというよりは、英語を使って他の生徒と共にプレゼンテーションを作成し、その中で、コミュニケーション力やコラボレーションの仕方を身に付けます。もちろん、授業の後はアクティビティもあります。
サイエンス(STEM)(イギリス・オックスフォード)
こちらも英語力中級以上の方が対象です。週10時間のアカデミック英語(要約の仕方、ノートの取り方、辞書の効果的な使い方など)+週17時間のアカデミック科目(数学/生物/化学/物理/イギリス文化)がセットになったサマーキャンプです。6月下旬から開催され、期間は2週間または4週間から選べます。海外の大学進学を視野に入れている方に向いています。
英語+サーフィン(アメリカ・マリブ)英語レッスン+週4時間のサーフィンレッスンのコースです。毎年7月に開催され、1~4週間の参加が可能です。英語力は初級から参加できます。

▼英語検定YL
海外の大学進学に向けてIELTSやケンブリッジ英検の試験対策に特化したYLです。
例:Norwich Study Centre, Flying Classrooms(イギリス・ノーリッジ)
「英語+英語検定対策」のコースで1週間~参加できます。IELTSやケンブリッジ検定、STEPなど、あらゆる英語検定に対応した試験対策コースを受講できます。
YLが気になったら…
下記の記事で、いくつかのYLを紹介していますので、ぜひ、ご覧になってみてください。
日本の小中高校生にも、どんどんYLに参加してもらいたいです。
- 【ジュニア/ヤングラーナーズ留学】今年の春は海外で国際交流!語学学校の春休みキャンプ特集!<2026年版>
- 【ジュニア向け】冬休みにしかできない体験を!語学学校のウィンター(冬休み)キャンプ特集
- 夏休みはインターナショナルに!小学生・中学生・高校生・親子向けサマースクール特集
記事では紹介しきれないほどたくさんのYLが、世界中にあります。
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