「ヤギを持つ」で「やる気がある」?ちょっと変わったドイツ語表現9選
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日本語や英語と同じように、ドイツ語にも会話でしか出てこない独特な表現があります。ここではそんな日常会話で使われる変わったドイツ語表現をいくつかご紹介します。
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Gesundheit
ドイツでくしゃみをすると「Gesundheit!(ゲズントハイト)」と言われることがありますが、このGesundheitとはドイツ語で「健康」を意味し、英語の「Bless you(お大事に)」のような意味で使われます。ただし、最初のくしゃみをした際にのみ言われることが多いのと、咳の場合は使われないようです。
ちなみに、このドイツ発のGesundheitですが、イギリスでも定着していて「Bless you」でなく「Gesundheit」を使っている人がたまに見られます。
Mahlzeit
「Mahlzeit(マールツアィト)」とは「食事」を意味するMahl(マール)と、「時間」を意味するZeit(ツアィト)が合わさった言葉で「食事どき」を意味するドイツ語です。職場などでランチタイムに同僚とすれ違う際の挨拶言葉になっています。
Mahlzeitと言われたら「Danke(ダンケ:ありがとう)」でなく「Mahlzeit」とそのまま返します。ただし、地域によって使われな場所もあり、使われない地域だとドイツ人でも言われた人が「何それ?」と感じるようです。
Bock haben
「Bock(ボック)」とはドイツ語で「ヤギ」を意味します。そこに「持つ」を意味する「Haben(ハーベン)」が合わさったBock habenで「やる気がある」を意味します。
ここに否定形の「Keine(カイネン)」を付けたKeinen Bock haben(カイネン ボック ハーベン)だと「やる気がない(やりたくない)」という意味になります。
Die Nase voll haben
ドイツ語で「鼻」を意味する「Die Nase(ディ ナーゼ)」と「いっぱい(沢山)」を意味する「voll(フォル)」+「haben(持つ)」で、「もうたくさんだ!(うんざりだ!)」という意味になります。ちなみに「Genug(ゲヌーク)」も同様の表現となります。
英語だと「fed up」「have had enough」などのニュアンスに近く「いっぱい=もうたくさん!」といった意味につながります。
Auf den Keks gehen
ドイツ語で「ビスケットに届く」を意味する「Auf den Keks gehen(アウフ デン ケクス ゲーヘン)」で「神経に触る(イライラさせる)」という意味になります。
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Das ist mir Wurst
ドイツ語で「それは私にとってソーセージです」を意味する「Das ist mir Wurst(ダス イスト ミア ブァスト)」で「どっちでもいい」という意味になります。
Die Daumen drücken
ドイツ語で「親指を押さえる」を意味する「Die Daumen drücken(ディ ダウメン デュルッケン)」で「Good luck(幸運を祈ります)」を意味します。この言葉をいう際は両方の親指を4本の指で包みながら言うのがポイントです。
Du spinnst
ドイツ語で「あなたは糸を紡ぐ」を意味する「Du spinnst(ドゥ スピンスト)」で英語の「You are crazy!」を意味します。
Jein
ドイツ語の「Ja(はい)」と「Nein(いいえ)」が合体した「Jein(ヤイン)」で「イエス&ノー」を意味します。イエスとノーがはっきりしないときに使われれます。
まとめ
以上、ちょっと変わったドイツ語表現をご紹介しました。実際に耳にした際の参考になれば幸いです。
THE RYUGAKUではその他にもドイツ語に関する記事を公開しています。合わせてチェックしてみてください。
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この記事を書いた人
語学遊学を目的にドイツへ。ケルン大学入学、かろうじて卒業後、ドーバー海峡を越え、渡英、現在に至る。日本とドイツから見たイギリスについて、皆様に役立つ情報をお伝えできればと思います。